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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
プロフィール
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らさ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
自己紹介:
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リンクフリーです。
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 グーグルクローム、使い方によっては便利かもしれません
が、お気に入りがちょっと見辛い

(・w・) カスタムするのは、面倒なんだよねー

飴色紅茶館より
ひのか×ハル テーマ:距離 UPです

2巻はまだでしょうか?

 ひのか×ハル
 
飴色紅茶館で過ごす日々。騒がしい面々に囲まれ、流されるがままに過ぎていく日々。
時間の流れが早く感じるのは、それだけ楽しんでいるということなのだろう。
「あんたら、姉妹みたいに仲が良いわね」
そんな日常には各人の癖や、個人的なジンクスで溢れている。
そこに着目し、自分なりの解釈を加えた上でHPに記載する。相手によっては小さな幸せをもたらすこともあるし、全てが無駄とは言われないだろう。
「ちがうのだー、ひのかはハルるんを愛しているのだ」
「はいはい、今忙しいから後でな」
繰り返すが、日常にこそジンクスのネタは落ちている。
だからこそ、今まで通りの生活を送り、その中から探そうとそれなりに目を見張らせている。
ただ、唯一の難点は私の周りは元々騒がしく、落ち着いてタイピングをするのには向かないということぐらいか。
「忙しくても良いから、ひのかと一緒にほえほえしようぜー」
もっとも、騒がしいのはひのか1人くらいなもので、さらさや芹穂さんは物静かなんだけどな。
世の中に存在するグループは、その中で均衡がとれるように、自然と偏りが生まれてくるものらしい。
簡単に言ってしまえば、物静かなのが2人いるなら、賑やかなのも2人いるということ。この場合に当てはめるのであれば、私は賑やかな方に属するのだろう。
まぁ、お祭り騒ぎが嫌いなわけでもないし、自分自身が大人しい方だなんて思っちゃいない。
ただ、ひのかと同じくらいに騒がしいのかと聞かれれば、それもまた違うだろう。
私のテンションは、どちらかと言えば安定していて、沈むこともなく浮かれることも少ない。周りの温度に合わせて移行している感じであり、元々発信源としては向いていない方だと自覚している。
「今考え事してるから、後で相手するよ」
それは情報においても、こと恋愛など個人的なことに関しても言えるだろう。
一言で言ってしまえば、地味なのだ。世間一般様からはどうかは知らないが、少なくとも仲間内では地味な方になるだろう。
そんな自覚のある私が、盛り上げていく方であると認識するのはおかしなことだろう。
こんなふうに、地道にジンクスでも作り続けて、小さな幸せを探している方がお似合いだ。
ひのかも、私に構うよりはさらさに懐くと思ったんだけどな。流石に、芹穂さんには遠慮しているというところだろうか?
2人の恋を応援するものとしてはありがたいが、それが原因でひのかに陰が出来るのは、また避けたいことでもある。
はぁ、それにしても良いジンクスが転がってないものかな?
「ほら、ハルるんだってひのかを愛しているのだー」
愛している、愛情を抱く。
好き、好意を持つ。
中学生くらいであるなら、この2つは違うんだとかってネタでも、十分に盛り上がることは出来る。
だけど、私のサイトはもう少し上の年齢層をターゲットとしているのだから、そんなうんちくじみたものはいらない。どうせ書くなら、天の川の時みたいに、即物的な効果のあるものでなければ……それにしても、今日のひのかはしつこいな。
適度に返事をしなければ、その内パソコンの電源を切られるかもしれない。
「はいはい、愛しているから、ひのかのこと好きだから、私の邪魔をするなよ」
相槌を打ったり、適当に返事をする時は、相手の言葉を少しだけ変えてみるのがポイント。
聞いただけだと難しいことのように感じるかもしれないが、耳から入った言葉を、並び替えて返すだけ。
特に、反応や同意が欲しいだけの女子には、概ね有効な方法であり、男性諸君らが訪れるHPであるなら、十分にネタとして通用するだろう。
まぁ、つまりのところ、私のHPではまったく使い物にならないわけだが。
「え? あの、ハルるん本気なの?」
本気? 当然だろう?
使えないネタは、使えないものとして早々に諦めるのが賢い。
何とか使えないかと智恵を絞るのが、無駄であるとは言わないが、往々にして良くない結果を招いてしまう。
はぁ……今日は駄目だな。また、明日にでも考えよう。
毎日更新されていては、ありがたみも薄れるだろうしな。
「で、ひのか。何の用なんだ? 今日はもうダメっぽいし、ゆっくりと付き合ってやるぞ?」
「付き合う? え、あの、ハルるん本気なの?」
「本気も何も、今日はネタがないんだ。ジンクスは、また明日にでも見つけるさ」
何を焦っているんだ? ひのからしくないぞ。
まさか、何かいたずらをして、さらさに怒られている途中だったりしないよな?
「あはは……何も覚えてないみたいだね。ひのか、ちょっとだけショックだよ」
「訳のわからないことを。何かあったのか?」
ひのかの考えていることが分からないのは、いつものことだけど。今日はちょっと様子がおかしいぞ?
私の知る限りでは、何か特別なことがあるわけでもないし、後でさらさ達にでも確認しとくか。
ひのかだって、大切な友達だからな。
「あ、そうだ。ひのか、今日は大切な用事があったんだ。ばいばい、ハルるん。また明日ね~」
「って、おい。人が聞く体勢になったのに、そりゃないだろ」
笑顔だけを残し、カバンを掴んだひのかは、風のように去ってしまった。
ほんと、分からない奴だな。
 
――はぁ、暇だし帰るか
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