リンクフリーです。
ご報告頂けたら相互させて頂きます。
メールアドレス
yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
◇を@に変えて下さい
友人に呼び出されていた為、聞けなかった orz
まぁ、それは置いといて・・・
短編SSUPです。上手くいけば2話も書けそうな感じがしないことも無いですが・・・
JS事件も終わり、機動六課の解散が近づいた来たこの頃・・・。
スバル・ナカジマは大きな問題に直面していた。
「嘘・・・だよね?」
「ん、スバルどうかしたの?」
「な、何でも無いよティア。何でも・・・」
何でも無い筈が無い、一大事だ。
今日は健康診断の日。効率化という名目の元、シャマル先生の前ですっ裸に引ん剥かれた。何も裸にしなくてもとは思ったけど、周りが全員そうなので1人だけ文句を言うわけにもいかなかった。余談だがエリオやヴァイス陸曹など、男性陣も裸に剥かれたらしい。
そして身長や体重、当然3サイズも測ったわけだけど・・・。
私はまだ成長期のはずだ。身長とか体重に関してはもう伸びないのかもしれないし、増えなくても一切かまわないんだけど・・・。
手元にある先月のデータと今月のデータ。その2つをどれだけ見比べても、数値が変わる事は無い。先月まで緩やかとはいえ確実に伸びていた数値が1箇所だけ、見事に止まってしまっている。
私はフロントアタッカーだし、その・・・あんまり大きすぎても邪魔になるんだけど・・・。
それでも、1人の女性としてそれなりの大きさは欲しい。げ、現状だってけして小さいというわけではないけど・・・ティアよりは小さいし、何よりこの六課にはスタイルの良い人が多く、どう頑張っても見劣りしてしまうだ。
端的な話、スバルの胸の成長が止まってしまったのだ。
◇
「あぅぅ・・・まだ大きくなると思ったのにぃ・・・」
実際のところ、ある程度の大きさまで育つと成長が一時的に止まったりする事は別段珍しい事では無い。私だってそんな事は知っているけど、さっきちょっとだけ見えたティアとキャロの数値は増えており、成長しているのが分かる。
前に揉んだ時に思ったけど、ティアはかなりスタイルが良い。シャーリー程ではないにしろ、将来的には隊長2人を射程圏内に納められるだけに成長するだろう。
それに比べて自分は・・・と考えるだけで落ち込んでしまいそうになる。
「はぁ・・・」
「ん~?なんやスバルため息なんかついて、背も曲がっといてナメクジみたいやで」
「八神部隊長っ!」
ビ、ビックリした。慌てて敬礼をしたけど、手を振っていらないと合図された。
「ん~、体調が悪いわけでもなさそうやし・・・なんか悩み事でもあるんか?」
普段はほわほわとした雰囲気を漂わせ、偉ぶる事も無く接しやすい上司だが、表情や態度から心理状態を読むのが非常に上手い。そういえば元々捜査官だったっけ?
そんな八神部隊長の前で隠し事をするのもなんだけど・・・やっぱり人には言えないよね。
「どうやら人には言えん話みたいやな・・・」
「えぇ、あんまり言って回りたい話でない事は確かなんです」
大きくないという話では、八神部隊長も同じようなもので、その・・・控えめな感じと言えばいいのかな?
思わず胸に目線が行ってしまい、アハハと乾いた笑いをするしかなかった。
「ふ~ん、大体のところは想像がついたで・・・」
げ、やっぱりバレた?さっき胸を見ちゃったのバレてる?
「なぁ、スバル」
「はい」
「これは機動六課部隊長としての話では無く、八神はやて個人としての話なんやけど・・・あたしは結構口が堅いゆう事で通っとんや」
え?何?私どうされちゃうの?
「まぁ、別に取って食おうって訳や無い、そないに緊張せんでええよ?」
「はぁ?」
何だろう?私には八神部隊長の言おうとしている事がいまいち理解できない。
「人に言えんような話で、その事でスバルは悩んどる。これは間違いないな?」
「え?・・・それはそうなんですけど、え~と八神部隊長?」
もしかして・・・相談に乗ってくれるのかな?
思わずそんな淡い期待を抱いてしまった自分に少々呆れながらも次の言葉を待つ。
「幸い今日はリインも出とるから部隊長室はあたし1人や。良かったら遊びに来るか?」
「は、はい。是非」
独特のイントネーションで言われた言葉は私の願っていたそのままで、何も考える事無く頷いてしまった。
「ははは・・・じゃあ、売店にでも寄って何かお菓子でもこうたら行こうか・・・」
私の反応に苦笑を浮かべている八神部隊長。その後姿を追って、移動を開始した――――
◇
「やっぱりそうやったか・・・」
部屋に着き、お茶を入れてくれた八神部隊長の正面に座って私は悩みを打ち明けていた。
因みに部屋に入った後、鍵を掛けてロングアーチに連絡してくれていたので、何か事件でも起きない限り邪魔される事無い。その為、部隊長室だというのに私はちょっとリラックスした感じで相談に乗って貰っている。
「う~ん、スバルも知っとるとは思うけど、胸の成長なんて個人で全然違うし、優劣がつけられるものや無い。あたしかて大きくは無いけど、別に困った事は無いんよ?」
「それは・・・分かっているつもりなのですが」
胸の大きさに優劣がつけられないというのはちょっと怪しいところもあるけど、確かに深刻に悩むほどの事では無い。
「スバルはボーイッシュなんやし、少々小さくてもええとは思うんやけど・・・まぁ、それでも女の子としては悩むわなぁ・・・。実際あたしかてまったく悩んでないかと言われれば答えにくいもんもあるし・・・」
やっぱり悩んだ事があるんだ。
同じ悩みを抱えていた人に相談を聞いてもらうと、解決する確立はぐっとアップする。そう考えると、八神部隊長に相談したのは大正解かもしれない。
「あたしの場合はシグナムとか、シャマルとかちょおデカイのがおったのもあって早々に諦めたけどな・・・それにあの頃は、自分の胸よりも他の人の胸に興味がいっとたからなぁ・・・」
他の人の胸?
・・・あ、そう言えば聞いたことがある。
「そういえば八神部隊長・・・前になのはさん達のバストアップに貢献したって言ってましたよね?」
正確にはアリサさんやすずかさんに聞いたんだけど・・・
「そうやね~、中学校時代なんて割と頑張ったと思うで。それに今だってたまに揉んどるしな~」
中学校って何だろう?
でも今も揉んでいるって、もしかして・・・
「あの違ったら大変失礼なんですけど、ちょっといいですかね?」
「なんや?今はあたしが相談を受けとるんや、何でもバンバン聞いてくれて構わんよ?」
両手を広げてアピールをする八神部隊長。ふざけてはいるけど、やっぱり優しい人だ。
でも前にルキノやアルトに聞いたのが本当なら・・・
「あの・・・八神部隊長がロングアーチのスタッフに対して・・・その、何と言いますか。せ、セクハラをしているって話を聞いて事があるんですけど」
私の言葉に八神部隊長は笑顔を深くしただけで否定しようとはしない。
え?もしかして本当の本当に・・・?
「セクハラとは失礼やな。でも、みんなの胸は私が揉んでるで。ふわふわして柔らかくて・・・シャーリーなんて揉み心地はええし、たまに揉み返したりしてくるんやで?」
その場でわきわきと手を動かし、恍惚とした表情を浮かべている八神部隊長・・・何だか怖い。
その雰囲気に私はちょっと逃げ出したくなった。
「揉むと気持ちええしな~ってスバルもソレは分かってるんやないか?」
「え?」
自分の世界に入り込んでいた八神部隊長に唐突に話を振られて戸惑った。
でも、私が分かっているって何を?
「・・・前にティアナから相談された事があるんやけどな。スバル~、あんたも結構揉んでるみたいやないの」
「ぶっ・・・ゴホゴホ」
思わず口に含んでいたコーヒーを噴き出しそうになった。ティア、よりにもよって八神部隊長に話したの!?
え?でも相談て・・・
「スバルが朝起こすときに胸を揉んできて困るんです~って、軽い内容やったけど。陸士学校からの仲や、既に相当な回数揉んどると見た!」
「いや・・・まぁ、そのティアの寝起きが悪いときにちょっと悪戯心でですね。こう、自分よりも大きいしさすがに目が覚めるかな~と思いまして・・・」
考えてみれば結構すごい事をしてきたんだと分かった。でも、ティアも嫌がっている様子は無かったし・・・問題無いよね?
「で、そのまま癖になってしもうたっと・・・うんうん、分かるで分かるでその気持ち。ティアも立派なの持っとるしな~、一度やってしもうたら中々止められんわ」
そう、あのプヨプヨしていて柔らかくて、気持ちよくて・・・って違う!
今はティアの胸の話をしてるんじゃなくて・・・
「まぁ、安心してええよ?相談を受けてからはあたしはティアの胸は狙ってないから。スバルのもんやしな♪」
「あ、あの~八神部隊長?」
何だか話がおかしい方向に進んでいる気がする。それもちょっとまずい方向へ。
「そら、以前は狙ってたんやで?なのはちゃんとフェイトちゃん、2人が恋仲になってからは中々揉ませてくれんし・・・ヴィヴィオが来てからはもっとガードが固くなったしなぁ・・・はぁ懐かしいわ~」
「もしも~し、八神部隊長~」
「でも、あたしは諦めんで。たとえスターライトブレーカーで飛ばされようと、ザンバーでホームランされようと・・・あたしはいつか再びあの双丘を揉んでみせる!」
「あの~、ぶたいちょ~?八神さ~ん帰ってきてくださ~い」
どうやらアチラ側の世界に行ってしまっているらしい八神部隊長に私の言葉は届いていない。
どうしよう・・・。
「うふふ・・・まっとれよ~。見事に育ったそのバスト、必ずこの八神はやてが揉みしだいてやるで~」
こういうのを至福の笑顔とでも言うのだろうか?後光が差しているような気さえする。
「どれだけ大きくなっとるんやろうな~。毎晩2人で乳くりあっとるやろうし・・・くくく、今から楽しみやわ~」
私は全然楽しくありません。
「ぶたいちょ~、戻って来て下さ~い」
何度呼びかけても無駄だった。
私の言葉では届かない・・・ん?言葉は届かない?
それならば・・・
「そのままヴィヴィオのも頂いてってスバル何するん!?」
「え~と・・・乳揉み?」
あのまま方っておいたらいつ帰ってくるか分からなかった部隊長を呼び戻す為、私は強硬手段に出た。
まぁ、なんと言いますか・・・もみもみとね。
「部隊長が悪いんですよ~。相談に来てるのにどこかに意識飛ばしちゃってるんですから」
「だ、だからって揉まんでも・・・ちょ、ちょお待ちぃ、そんなに強くしたらあかん」
パっと手を払われてしまった。む~、気持ちよかったのになぁ。
それに・・・
「八神部隊長、大きくないって言う割にはしっかりとした物をお持ちじゃないですか・・・」
「え?あ?ま、まぁソコソコやとは思うよ?でもみんなと比べれる程や無いし・・・」
確かになのはさんやフェイト隊長程では無いのかも知れないけど・・・結構大きかった。
さっきまで貧乳仲間だと思っていた分だけショックは大きかった。
「うぅ・・・仲間だと思っていたのにぃ。同じ貧乳仲間だと思っていたのにぃ・・・」
「あぅ・・・いや、スバル別に小さくてもええやん?」
「ち、小さくは無いですよ!ちょ、ちょっと小振りなだけで・・・」
「そら悪かった。な、謝るから許してぇな」
許すとか許さないとかそういった問題では無いんですけど。
「はぁ・・・大きくする方法って無いですかね~」
「ん~、牛乳を飲むとか、そういったのしか聞いたこと無いなぁ・・・」
女性としての悩みの1つだ。そう簡単に解決するはずはないんだけど・・・やっぱり思わずにはいられない。
「そもそもスバルは大きい方がええんか?フロントアタッカーやし、結構邪魔になると思うで?」
「それは私も思ったんですけど・・・やっぱり1人の女性としては大きいのに焦がれが・・・」
ガサツな私でも胸が大きければ、少しは女らしくなれるかな~と思ってみたりもしたんだけどね・・・。
「ん~、スバルは大きくしたいんやな?」
「え?・・・そ、それはそうですけど」
ちょっとガッカリしている間に、八神部隊長の顔が目の前にあって思わず後ずさってしまった。
「ビ、ビックリさせないで下さい」
「いや~、ごめんごめん。悩める乙女が絵になってな・・・。冗談はさておき、スバル1つ提案があるんや」
提案?って胸を大きくするための?
「ズバリ、あたしに任せてくれへんか?」
「はい?」
「スバルも知っての通り、なのはちゃんやフェイトちゃんの胸はデカイ。でもな、始めっからあんなに大きかった訳や無い」
まぁ、始めからあんな大きさだったら・・・ダメだ想像も出来ない。
「なのはちゃんなんて中学校・・・え~と、15歳ぐらいまではあたしより小さかったんやで?」
「え?そ、そうなんですか?」
15歳といえば今の私と変わらない。ということは私にもまだ希望がある?
「まぁ、この年齢で成長が止まってしまう事もあるみたいやけどな。でも、まだ諦めるにはまだ早いで」
「は、はい」
そうだ。まだ私の胸は大きくなるかもしれない・・・いや、大きくなるんだ。
さっきまで沈んでいたところに一筋の光が差した気が気がする。
「・・・それでも油断しとったら大きくなる物も大きくならへんし、育つ物も育たん。そこでや」
「八神部隊長にお願いする・・・と?」
話は理解できたし、出来るなら大きくしたいとも思う。けど、八神部隊長に任せるって事はもしかして・・・
「端的に言えばあたしがスバルのを揉んでバストアップに貢献するって訳や。スバルは胸が大きくなるし、あたしはスバルの胸が揉めて大満足。まさに一石二鳥の方法や!」
いや、揉むぞって力説されても困るんですが・・・
「で、でもソレって本当に効果あるんですかね?揉んで大きくなるのは迷信だって聞いたことがあるんですが・・・」
私の胸だけを見つめて、今にも飛び掛って来そうな八神部隊長。いや、マジで目が怖いですから、その手の動きも何だか妖しいですし・・・。
「ふふふ、あたしは幼馴染4人の胸の成長に貢献してきたんやで?なのはちゃんにフェイトちゃん、アリサちゃんにすずかちゃん。スバルも一緒にスーパー銭湯に行ったから知っとるやろうけど、あの4人はかなりデカイで?」
「うぐっ・・・」
た、確かに・・・任務で行った時に銭湯で見たけど、あの2人も大きかった。
「それに場数をこなして来とるから、腕の方も確かや。損はさせへんで?」
・・・その発言は同じ女性としてどうかと思うけど、確かなのだろう。
「あたしは捕獲とか補助とかが下手やからバインドで捕まえようとも思わへんし、仮にやったとしても戦闘機人モードなら余裕で抜けられるやろ?」
「そ、それはそうですけど・・・」
古代ベルカ式の使い手は捕獲とか補助の魔法が苦手。これは一般的にも言われている事だし、なのはさんのバリアを壊せる私なら抜け出す事も難しくない。
でも、だからと言って・・・その揉まれるというのは・・・。
「ふふふ・・・それになスバル。この部屋の鍵はもう閉めてあるし、一度揉めば逃げれんようにする自信はある。諦めてあたしに揉まれなさい。そりゃ♪」
「え?ちょ、ちょっと部隊長――――」
その時、私は悟ってしまった。もう逃げられないと・・・
◇
ちょっと前にあった健康診断以来スバルの様子が変わった。
前みたいにティア、ティアと言って子犬のようにまとわりつくことは無くなったし、度々部隊長室に呼ばれている。
八神部隊長ともなにやら親密な仲になったみたいだし・・・何があったのだろう?
その事に関して、なのはさんやヴィータ副隊長に聞いてみてもはぐらかされた挙句、乾いた笑いを返されるだけでラチが開かない。こうなれば直接乗り込んで調べてみなければいけないだろう。
スバルは私の大事なパートナーだ。日頃は腐れ縁なんて言っているけど、実際助けられた事も多い。だから、今度は私が助けるんだ。・・・八神部隊長の事だから変な事にはなっていないと思うけど。調べるぐらいはしておいた方が良いだろう。
それに丁度さっき呼び出されて向かったところだ。今なら現場を押さえることも容易いし、部屋に通じている通風孔なら見つかる事も無く、調査出来ると思う。
フェイトさんに執務官補佐に誘われた者として、これぐらいはこなしてみせないといけない。
「待ってなさいよスバル。今私が行くから・・・」
ちなみに翌日より、六課の宿舎では妙に仲が良くなったスターズ2名と部隊長の姿があったとかなかったとか
夏森永久さんのリクエスト品UP~♪
って、あれ?メモには
「中学時代、4人(なのは・フェイト・アリサ・すずか)のバストアップに貢献していた頃の逸話」
って書いてありますね・・・。
・・・。
スバルは出てこない?え?
それどころか中学生じゃない!?
間違えた!!(オイコラ
あははは ^^;
どっとはらい!
4/7 6:25 修正