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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
プロフィール
HN:
らさ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
自己紹介:
コメントを頂けると泣いて喜びます。
リンクフリーです。
ご報告頂けたら相互させて頂きます。


メールアドレス
yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
◇を@に変えて下さい
当ブログ内のSSは無断転載禁止です。 恥ずかしいので止めて ^^;
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のほほんさん大好きだー
水着回を余裕のスルー 流石です!

そんな感じでISで書いてみました
まぁ、何も進行してない準備段階のSSではありますが……
これの続きを書けば、きっととんでもないものになる

(・w・) 書くのが私だから仕方ないけどナー

あ、テーマ;キスで1週間頑張るとか言ったくせに、3日目でギブアップしてます
他のSSは微妙に書いているのに、テーマ;キスは考えておりませんw


IS より ラウラ&副隊長さん(思い出せないぃ) 恋愛表現です
恋の仕方も人それぞれであれば、表現方法が違うのは当然のこと
誰の真似をするでもなく、自身を貫けるならば
それこそが、本当の愛と呼べるのではないだろうか?


「それで、好感度とはいかなるものか?」
「隊長! あなたは日本で何も学んでいないのですか?」
夕日が差し込み、いつもと違う雰囲気の漂う教室。授業中の張り詰めた雰囲気でもなく、放課後の賑やかな雰囲気でもない。
世界で底だけが忘れられてしまったような、そんな寂しさが漂っている。
まぁ、そんなもの私が感じているだけで、実体としてはなんの意味もなさないが。
「確かに、何も知らないウブな少女というのもいけますが、今の男性は草食系なのです。こちら側からアクションをしなければ、行動にうつることはありません」
「うむ、草食系というのは分からないが。事実として、一夏も自ら行動に移すことはないな」
我が嫁ながら不甲斐ない。私に何かを求めることもなく、ただソコにあるだけだ。
確かに、そんな一夏だからこそ好意を持ったのだろうが、今としては少し不満を感じている。
迫られれば、それはそれでこまるのだが……それにしても、嫁なのに何も言ってこないとは納得出来ん。
「しかし、隊長。これは同時にチャンスでもあるわけです」
「ほう、チャンスか」
「ええ、草食系男子は、総じて攻めに弱いのです」
成る程。自ら求めることがないからこそ、求められた時に弱いということか。
考えてみれば、初めの口付けの際も抵抗はされなかったし。悪くない案ではあるな。
「しかし、一夏は一定のレベルを超えると反抗するぞ?」
正義感にあふれていると言うべきか、青いと言うべきか。一夏は正義に憧れている節がある。
理不尽なやり方や、無理矢理やったのでは抵抗されてしまうだろう。
または、以前のように不意打ちをされてしまっては、私が対応できない可能性も出てくる。
くっ……思い出すだけで腹立たしいな。可愛いと褒められたのなら、返礼として口付けの1つでも返せばよかったのだ。
そうすれば呆然としているのは私ではなく一夏であったはず。あのような恥をさらすことも、逃げる事もなく済んだと言うのに。
「ふっ、何をおっしゃいますか。そうなればチャンスが広がるだけですよ」
「ほぅ、それすらチャンスと捉えるのか」
反抗されることすら、チャンスと言えるのか。それは、頼もしいな。
まったく、我が副官ながら、彼女の知識には驚かされるばかりだ。
「良いですか? 最終的には、男性側が主導権を持っているように装うことが必要なのです」
主導権を渡したように思わせる。そういうことか?
確かに、日本は元来男尊女卑の国である。近年、ISの登場により逆転したが、心の根底には残っているだろう。
事実として、セシリアと結党した際には、ハンデをつけるよう進言したらしいしな。
まったく、一夏らしいと言えば一夏らしいが。少しは目の前の現実を認めるよう、努力すべきところだな。
「隊長のことですから、彼の前でも普段のままなのでしょう?」
「勿論だ。私はどこにいようとも、私だからな」
一夏の前だからと言って、あからさまに態度を変えるようなことはしてない。
そんなことをすれば、あやつらに何を言われるか分からんし。何よりも、教官の不評をかってしまうだろう。
そうなれば、一夏に嫌われてしまう。そんな最悪の可能性を、自ら生み出すことになる。
「なら、尚更ですよ」
ふむ、今のままの私であれば、計画に問題はないと言うことか?
よくは分からんが、問題がないのであれば良いだろう。
「押された時に弱い、求められた時には弱い。男性にとっては弱点ともいえますが、女性である隊長にとっては強みとなります」
男では弱点であることも、女であれば利点となるか。
成る程な、それは考えたことがなかった。
ただ強くあること、最強であること。それ以外に、自身の価値を見出せなかったからな。
そういった意味では、一夏には礼を言わねばなるまい。
「普段は強気であり、軍人気質の隊長。しかし、2人きりになればしおらしい少女になることもある」
普段の私と、プライベートの私。それを使い分けろと言うことだろうか?
確かに、違和感なく切替を行うには、無意識下でそれを成せるよう、訓練を積む必要があるだろう。
「そういった弱さは、これは日本でギャップ萌えと呼ばれ、男性には非常にウケが良いのです」
「そういうものなのか」
ギャップ萌え。この国には独特の文化が数多くあるが、やはり奥が深いな。
早急に私も身につけねば。


     ◇


「ところで、隊長は守られたいと感じたことはありませんか?」
「む、それはどういうことだ?」
守られたいと感じる。それは、子供が親に求める気持ちと同意義か?
そうであれば、私にも理解が出来るが。
「いえ、深い意味はありませんが。そのように感じることはありませんか?」
「全くないとは言えないな。だが、まだ頼りないぞ」
それを一夏に求めるか。ふむ、けして悪い気分ではないな。
守られたい、守られている。そう感じる相手が一夏であるなら、私自身が不機嫌になることもないだろう。
「それでも構わないのです。各国の動きと、状況から推測すれば、彼はこれから成長していく人材ですから」
「確かに、その可能性は大いにあるな」
才能はあるのだろう。そして、努力を怠ることはない。
あの時だって、片腕と武器のみで勝利したと聞いているし。もしかしたら、この私すら凌駕するやもしれん。
可能性の話でしかないが、そう感じさせる何かが一夏にはある。
「それを見越して、前約束をしておくのですよ」
前約束。一夏に守ってくれと、そう告げるのか?
「彼のような人間は、過去にした約束を守りたがります。約束を破ると言うことを、この上なく嫌うはずです」
約束を守る。約束を違えることを嫌う。
自身の意にそぐわないことだとしても、一夏はそう言った人間だな。
「ならば、簡単な話です。約束してしまえば良いのですよ」
「約束をしてしまう? 具体的には、何と言えば良いのだ?」
「将来、私を守って欲しいと、困った時に助けて欲しいと。そう告げれば良いのです」
守って欲しい。そう告げて、弱さを見せろということか?
確かに、夫婦である我々には効果があり、意味のあることだろう。
困った時に助けて欲しい。そう告げて、一夏を頼れというのか?
確かに、夫婦である以上、私自身が一夏を信頼する必要があるな。
「……効果的ではあるだろう。しかし、そのような恥ずかしい台詞を私に言えと?」
「ええ、勿論です。出来れば真っ赤になり、恐る恐る伝えるのがベストでしょう」
それはつまり、恥ずかしがれということか?
守りたいと感じる、保護欲を煽れということか?
恥ずかしいからこそ、意味があると言うことなのだろう。
「ふむ、一考の価値はあるか。助かった、礼を言う」
「いえ、我々はいつも隊長と共にありますから」
水着の時もそうであったが、やはり頼るべきものは仲間だな。
学園の者達も仲間と呼ぶべきなんだろうが。一夏に関してなら、あやつらはライバルだ。
一夏が私の嫁であることを認めさせる為にも、気を抜くわけにはいかない。
「あ、隊長。1つ伝え忘れていました」
「なんだ。より、効果的な方法でもあるのか?」
相談が終わり、通信を終了しようとしたのだが。本国で何かトラブルか?
それとも、より効果的なシチュエーション等に、心当たりがあるのだろうか?
「いえ、そうではありませんが。今後もアドバイスを続ける為に、今回の結果をフィードバックして頂けませんか?」
「ん? そのようなことか」
的確なアドバイスを受ける為には、こちらからの状況報告も必須。
軍であれば求められて当然のことか。
「分かった。レポートにまとめ提出しよう」
「ありがとう御座います。状況的に映像は難しいでしょうから、出来る限り明確にお願いしますね」
「了解だ、私に任せておけ」
私は1人ではない。私を応援してる者達がいる。
その者達の想いに応える為にも、私は一夏を嫁にしてしまわないとな。

――さて、一夏の寝室に向かうとしよう





因みに、恰好良いラウラさんも好きです
「ココは私に任せておけ!」
とか言って、立ち止まってくれたら最高です

……死亡フラグ満開なのは、お約束っ!

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