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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
プロフィール
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らさ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
自己紹介:
コメントを頂けると泣いて喜びます。
リンクフリーです。
ご報告頂けたら相互させて頂きます。


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yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
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今回は なのフェイですぉ
ただ、行間を読むスキルを激しく求めるかもしれないです

うーん、難しいなぁ


「フェイトちゃん、おはよー」
「んっ……おはよう、なのは」
朝目覚めての第一声。それに続く唇への衝撃。
ふぅ、目覚めてすぐだというのに、なのはは遠慮ないなぁ。
「あれ? いつもだったら真っ赤になってくれたのに」
「流石に毎朝されたら慣れるよ。勿論、ビックリはするけどね」
目の前で楽しみにしている彼女には申し訳ないけど、さずがの私も慣れるよ?
毎朝目覚める度にキスをされて、真っ赤になっていたら身が持たない。
勿論、そのまま気絶してしまった時は、なのはが介抱してくれるけど、それだと2人でいる意味ないよね。
「うーん、もしかしてキスだけじゃ物足りないとか?」
「あの、なのは? まだ、朝だよ?」
私は2人でいる時間を大切にしたい、なのはにも幸せを送れるようにしたいだけなのに。どうして、そんなふうに受け取るのかな?
私は、そんなことを言った覚えはないよ。
「昼なら物足りないの? 夜ならもっと先まで行きたいの?」
「え……あの、その」
だから、そんな事は言っていないよ? まだ、お昼なんだし、言うのもどうかと思うな?
けど、その、なのはがしたいって言うなら、私は別に……。
「にゃはは、ごめんね。ちょっと意地悪したくなったんだ」
「もー、あんまりやったら怒るよ?」
意地悪だったんだ。
真面目に考えていたのに、ひどいよ。
「本当にごめんね。ご飯、出来てるから食べよ」
そんなに怒ってはいないけど、ね?
からかわれてばかりは困るな。
「あれ? 今日の当番は私だったよね?」
帰宅している時は、基本的に私が当番なんだけど。やってくれたんだ。
「うん、そうだよ」
のんびりと寝ていた覚えはないけど、なのはを待たせちゃったみたいだね。
「だけど、褒めて欲しいから。ご褒美をもらおうと思って、作ってしまいました」
あはは……流石は、なのは。心得ているね。
私に負担をかけないように、気にしなくて良いように、フォローしてくれる。
「なのは、何か欲しいものあるの?」
自分で買うのもいいけど、好きな人から贈られたら、それだけで素敵なものになるから。
久しぶりだから、なのはにプレゼントを贈るのも良いね。
「うーん、1つだけあるかな」
あ、なのはからのリクエストがあるんだ。
それはそれで、珍しい事だね。
「なら、ショッピングに出かけよう」
あまり時間をとる事は出来ないけれど、今から出れば十分に間に合うはず。
折角のお誘いだから、早めに仕度をしないとね。
「ふっふっふ。私の欲しいものはお店では買えません。なので、ショッピングは行きたいけど、行っても買えません」
「そうなの? なら、どうすれば良いかな?」
子供っぽい我侭を言う時は、寂しかった証拠。
今回の航海は少し長かったし、距離も遠くて通信すら出来なかった
さっきの悪戯も、それが原因なのかな?
「なのはは、フェイトちゃんが欲しいです」
「えーと、それは、どういった意味かな?」
欲しいと求めてもらえるのは嬉しいけれど、どうすれば良いのか分からないよ?
もう少しだけで良いから、具体的に教えて欲しいな。
「フェイトちゃんの気持ちを伝えて欲しいの。フェイトちゃんの気持ちを、なのはの心に届けて欲しいな」
「んー、なんとなく分かったかな?」
なのはの意地悪は継続中。
だけど、それが寂しさをあらわしていると分かったなら、私が解決しないとね。
なのはに頼ってばかりの、そんな情けない私は嫌だから。
寂しさを埋めるような、吹き飛ばせるような、気持ちを届けてあげればいい。

――ほんと、なのはは可愛いな

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