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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
プロフィール
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らさ
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
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SS書き・ステカつくり
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久しぶりに、テーマで迷走してみました

(・w・) OK,よく考えろ私w

まぁ、そんな感じです

魔法少女リリカルなのは より 月村すずか独唱「テーマ 作文」です
CPを除いたものに挑戦してみたかったんです


私には沢山の友達がいます。
楽しい時、悲しい時を共に過ごした、かけがえのない友達が沢山います。
時には喧嘩もして、涙を流すような時もありました。
それでも、そんな時でさえ、友達の事を考えられました。
どうして、喧嘩してしまったのだろう? 何が原因で、何がわるかったのだろうって。
そして、必ず思うんです。次に会う時は、笑顔でごめんなさいって。そう謝ろうって。
小学生の時に、1番初めに仲良くなったのは2人の女の子でした。
1人は私をいじめていた子。お気に入りのカチューシャをとられて、とても悲しかったのを覚えています。
もう1人は私を助けてくれた子。大切な物を取られた痛みが分からないの。そう言って、もう1人の子を怒ったんです。
今思っても、対照的な2人です。1人はいじめっ子で、もう1人は正義感の溢れる子。
けど、私にとっては2人とも、とても魅力的に見えたんです。
とても元気で、明るくて。めいいっぱい自分を表現している。
そんな2人は魅力的で、喧嘩して欲しくなかった。何も言えずに、ただ困っているだけだった私とは違う2人。
その2人が喧嘩しているのは、いじめられる以上に悲しかったんです。
だから、私は言ってしまいました。そんな素敵な2人に向かって、やめてって。
当時の私にしては、頑張った方だと思います。
自分の口から、自分の思ったことを素直に言えたのですから。
その後もいろいろな事があり、彼女達とは喧嘩もしました。一緒に海に行ったり、花見に出掛けたりもしました。
そうしている内に、仲の良い子がもう1人増えたんです。遠い国からきた、恥ずかしがり屋さん。
実はこの子、2人の喧嘩の原因になった子でもあるんです。
ただ、彼女に原因があったわけでもなく、誰かが悪かったわけでもないんです。ちょっとしたすれ違いがあって、ちょっとした寂しさがあっただけです。
それだけでも喧嘩になるんだって、その時2人に教わりました。
大切に思っているからこそ、心配をかけたくないからこそ、話せないことがある。
友達だと思っているから、困った時には頼って欲しいから、寂しさを感じてしまう。
それを、また2人から教わりました。
凄いですよね。心配なのに、怒っちゃうんです。
何で、相談してくれないの? 何で、私達に頼ってくれないの?
私にとって、少しだけ不思議でした。心配しているから、怒る。大切だから、話せない。
どちらも、それまで知らないことでしたから。
そんなことを学んで少し経つ頃には、私達は仲良し4人組になっていました。
学校に行くのも一緒。遊ぶ時だって一緒。
ちょっとだけズレることがあっても、友達だから心配しない。
ちょっとだけずれている時に、友達だから心配する。
そんな矛盾しているはずなのに、魅力的で楽しい日々でした。
次に仲良くなったのは、図書館で出会った少女です。
車椅子に乗っていて、とても笑顔が可愛い。そんな子でした。
たまたまチャンスがあって仲良くなれて、その子のご家族の方にも仲良くして頂きました。
とても中のよい家族で、ちょっとだけ羨ましかったのを覚えています。
クリスマスが過ぎて、お正月が過ぎる頃。気付けば私達は5人に増えていました。
凄いことだと思いませんか?
親友と呼べて、信頼できる人が5人もいるんです。
当時の私にとっては、それがとても誇らしく。当然、今の私自身にとっても誇らしいです。
その5人の中にいられて、友達だって呼んでもらえる事がとても嬉しいんです。


     ◇


中学校を卒業した後、仲良し5人組は少しだけ別れることになります。
私達2人はそのまま進学し、現在は大学生です。
残りの3人は自分の夢を叶える為、遠いところへと移りました。
私達と、彼女達の間には埋めようのない差があって、寂しさを感じてしまう事も多々ありました。
離れてしまうことは悲しかった。彼女達と同じステージに立てない自分も、悲しかった。
それでも、彼女達は友達でいてくれる。ずっと、友達でいてくれる。
そう信じられることは、とても嬉しかった。
実際に、私達はまだまだ友達でいます。それぞれ違う夢に向かって、バラバラに努力しているのに。
距離や時間にすれば遠いのに、心で感じる事はとても近い。そんな不思議な存在です。
友達と呼び、親友と呼び、仲間と呼べる存在。
ばらばらになっても、どこへ行ったとしても、私に安心をくれる存在。
間違いなく、私の宝物と言えるでしょう。

――以上で、私の発表を終わります。
テーマ:宝物
作 者:月村すずか

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