ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。
※ 百合思考です。
最近は、なのは以外も書き始めました。
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1986/07/28
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恥ずかしいので止めて ^^;
朝からわっしょい、おはようございます
(・w・) 奥さん、ついに告白シーンですよ!
と言うほどは、盛り上っておりません。熟成し過ぎたか、はたまた今後への布石なのか。
ラブさんが乙女モード全開になってくれる日を、待ちます
(・w・) 奥さん、ついに告白シーンですよ!
と言うほどは、盛り上っておりません。熟成し過ぎたか、はたまた今後への布石なのか。
ラブさんが乙女モード全開になってくれる日を、待ちます
墨を伸ばしていくように黒くなっていく空。その合間には塗り忘れたような、薄い星達の輝きがある。
四つ葉町もまだまだ元気な時間帯で、家の外はそれなりに騒がしい。家族連れの元気な声もあれば、会社帰りと思われる人々の声もある。
そんな喧騒をBGMにしつつ、私とラブは1つの部屋の中で向き合ってきた。
今日はお父さんもお母さんも遅いから、暫くの間は2人きりでいられる。ゆっくりと時間をかけて、私達の問題を解決することが出来る。
互いの胸の内に、秘めたままにしていた想い。それを伝えることが、やっと出来るんだ。
長かった感じているわりには、もう少しこのままでいたいと願う、相反した感情が混じっている。口に出せるまで、何年かかるかは分からない。そう伝え合い、お互いの気持ちを我慢してきたから。わずか1年程で伝えられることに、少しだけ肩透かしをくらっているのかもしれない。
ただし、そんなふうに感じられるのも、伝えられるタイミングになったからこそだろう。以前の状態であれば、伝えることの出来ない状態であれば、会えることの喜びと、伝えられない苦しみで、徹夜状態になっていたから。
「ラブ、前に話したことを覚えているかしら?」
そして、難しい言い訳を並べて、自分を諦めさせているのも、自らの想いを気高いものとして、捉えて我慢させていた心も、必要ない。
ここから先は、私の素直な想いと、ラブの素直な想い。その2つの為に使われる時間だから。
「家族の大切さ。誰かといられる喜び。それをラビリンスの人達に伝えたいって言う、私の願い。みんなを幸せにする為の、そんな魔法を」
「うん、ちゃんと覚えているよ」
自分だけが幸せになること。ラブと幸せになって、自身のみが笑顔になることを、過去の私は良しとしなかった。
その思いは今でも変わることがないけれど、以前のような強迫観念に似たものとは程遠い、ちょっとした約束事のようになっている。
忘れてはいけない、忘れることは出来ない、そんな過去の思い。心の片隅にはちゃんと残しておいて、時々確認すれば良い。そんなふうに思うことが、やっと出来るようになったから。自分達の状況を、素直に捉えられるようになってきたから。
この想いをきちんと伝えたい。
「ちょっとずつだけれど、みんなにも感じてもらえるようになってきたの」
報告は大切。けれど、辿り着くべき言葉を忘れないように。全ての言葉が、ラブへの想いへつながる様に。
「一緒にいるだけでの喜びは実感がないみたいだけれど。何かを一緒に出来るのは素晴らしいことだって、誰かと一緒にいたいと思えることが嬉しいって」
人々の意識を変えていかなければいけない。それに伴い、私自身が変わっていかなければいけない。
「せつなが頑張っているんだもん。大丈夫だよ」
そのことを肯定してくれる彼女がいたからこそ、私の大好きな人が支えてくれたから、私は頑張れた。
自分の夢を分かってくれる人がいる。自分の夢を応援してくれる、大切な人がいる。それは、何よりも力になるから。
「それでね、ちょっと情けない話をしてもいいかしら?」
「私とせつなの仲だよ? 何でも聞くよ」
伝えるべきかどうか、少しだけ悩む。自分の弱いところを見せて、嫌われないかと少しだけ不安になってしまう。
彼女のことは信じているし、これくらいでは嫌われないと自惚れることの出来る関係を築いてきたはずだ。
けれど、心配になってしまうことだけは、止められそうにない。彼女を心配出来ることに、嬉しさを感じている自分がいるのも、また事実だから。
「その、ね。仲良さそうにしているみんなを見ているとね。ラブに会いたいなって……ラブの笑顔が見たいなって」
私が視察に出ている時、ラブはなにをしているのかしら?
勉強? ダンスの練習? それともお買い物かしら?
私が会議で頭を悩ませている時、ラブはなにをしているのかしら?
夕食の準備? 早めの就寝? それとも、宿題かしら?
一度気になりだすと、止められなくなってしまった。ラブが何をしているのか、それが知りたくて、困っていたりしないか、気になってどうしようもなくなってしまった。
「ありがとう、せつな。そんなふうに思って貰えていただなんて、嬉しいよ」
「ごめんなさい。私は、ラブの優しさに甘えていたのね」
かつての私、イースが見たらどう思うのだろう? 弱くなったと、情けないとさげすむのだろうか?
私は1人では生きていけなくなってしまった。孤独と隣り合わせの生活を、拒否しなければ生きていけなくなってしまった。
「ううん、頼ってもらえて嬉しいよ」
「そう」
けれど、彼女はそんな不安さえ包み込んでくれる。私の弱ささえ、認めてくれる。
隠さなくて良い、気取らなくて良い。それがどれだけ難しいことなのか、彼女には理解出来ているのかしら?
自らの心の内をさらしても大丈夫だと、この人なら大丈夫なんだって、そんな信頼を手に入れるのが、どれほど難しいことなのか。ラブには分かっていないんでしょうね。
そこが彼女の魅力でもあるけれど、だからこそ傷ついてしまう機会も増えるのだから皮肉なものだ。
「ねぇ、ラブ。その、私と会えると嬉しい? 私と話していて、疲れたりしない?」
「どうしたの? 何か嫌なことでもあった?」
怖くて今までは聞けなかったこと。質問するのが怖くて、ずっと避け続けてきた疑問。
けれど、もう逃げ回るのは止め。私は、次への一歩を踏み出さなければいけない。今日、ここにくる為に頑張った過去の自分に酬いよう。今まで気持ちを我慢し続けた、頑張った私に応えたい。私に幸せを教えてくれた、そんな人たちの期待に応えたい。
「ううん、そういう訳ではないの。ただ、ラブに予定や時間を合わせてもらっているでしょ? その上、話の内容はラビリンスのことばかりだし。私はラブに伝えたいことがいっぱいあるけれど、ラブにも話したいことがあるんじゃないかなって」
私が動けば、全てを変えることが出来る。成功したとしても、失敗したとしても、今のような優しいだけの世界に浸っていることは出来なくなる。
けれど、それも努力だから。私が積み重ねてきたものの、成果だから。ちゃんと受け止めよう。
「うーん、話したいことがないとは言わないよ? けど、せつなが頑張っていることを聞けるから、これはこれで嬉しいよ。見えない分だけ、傍にいない分だけ、時間を埋めようとしてくれているんだもん。嬉しくないはずないよ」
今まで、ラブには辛い思いをさせてきた。お互いの気持ちを知った上で、口には出さない。そんなことを強いてきたのだ。
踏み出そうとしてくれた、勇気を出してくれた彼女を、押し留めたのは私なのだから。今度は、私が動く番だよね。
この1年ほどで、ラブの気持ちが変わっていないとは言い切れない。私から離れてしまい、他の誰かのところに行ってしまっているかもしれない。
ただ、例えそうなっていたとしても、伝えなければいけないから。私の口から、謝罪と告白をしなければ、前に進めないから。
「もちろん、直接会えるのが1番嬉しいけどね。せつなが忙しいのは分かっているし、頑張っている邪魔をしたくないから。会うのは時間が出来た時で大丈夫だよ」
ごめんなさい、ラブ。もしかしたら、泣かせてしまうことになるかもしれないけれど、許してくれるかしら?
「――ところで、ラブ。まだ時間は大丈夫かしら?」
「お母さん達なら、今夜は遅いよ。2人でデートらしいから」
何が、と尋ねてこないところを見れば、彼女は気付いているのかもしれない。私の雰囲気が違うことに、私が決心を固めていることに。
なら、早めに話してしまわないと、また先に言われてしまうかもしれないわね。そんな情けない結果は、もういらないわ。
「あら、幸せそうで何よりね」
「なんたって、あたし達のお母さん、お父さんだから」
「そう。それを聞いて、心の準備が整ったわ」
結果がどうであれ、顔を合わせるのが気まずくなるのは変わらないと思うから。
自分達の娘が、まさかそんな感情を抱いているとは思っていないだろうし、出来れば秘密にしておきたいから。
「さてさて、うちのせつなさんは何を伝えてくれるのかな?」
ベッドに座り、同じ目の高さでの会話。それだけでも、十分にロマンチックなのかもしれない。
けれど、これは私が頑張った結果ではないから。もう一歩、踏み出そう。
「ねぇ、ラブ。私がラビリンスに行くとき、1つだけ決めていたことがあるの」
脅かさないように、怯えさせないように。ラブの手の上に、自分のれ手をそっと重ねる。温かさを共有できるように、少しでも一体感を得られるように。私の熱が伝わるように。
「ラビリンスのみんなに大切なことを伝えられたら、その時ラブに伝えようって決めたことがあるの。それまで、ラブには話さないって決めていたことがあるの」
ラビリンスの復興は私の夢であると同時に、義務でもあったから。
私を育ててくれた世界。私をラブに巡り会わせてくれた世界。私達が、変えてしまった世界。
メビウスの支配から解放され、けれどラビリンスの住人は何をすれば良いのか途方にくれてしまった。今までは命令される通りに、何も考えずに動いていたというのに。開放されたことをきっかけに、自ら考え動かなければいけなくなったしまった。
私は、そのきっかけを与えることとなった1人して、またラビリンスの住人としても、そのままにしておくことは出来なかったから。自分だけが幸せになって、四ツ葉町で暮らしていることなんて出来なかったから。だから、ラビリンスへと戻り、復興作業を手伝った。
「準備はもう良いの?」
「ええ、やっと伝えられるわ」
ただ、どれだけ離れていても、辛い時、うまくいかない時に私を支えてくれたのは、ラブへの想いと、みんなからもらった優しさだった。
顔を見ることすら出来ないのに、声を聞くことすら難しいのに。それでも、ラブは私を支えてくれた。守ってくれた。
何よりも、私がラビリンスへ行けるように、告白を留めてくれていた。
今考えても、凄いわがままよね。お互いの気持ちを分かった上で、はっきりと言葉にしなかっただけで、寸前のところで止めるようお願いしたのだから。
「なら、私もちゃんと聞くよ。せつながずっと秘めていてくれたこと、ちゃんと聞くよ」
ごめんなさい。そして、ありがとう。私のわがままに付き合ってくれて、本当に感謝しているわ。
だからこそ、今伝えさせて欲しい。1年前はラブからだったから、今度は私から告白させて欲しいの。
「ラブ、私はあなたのことが大好きよ。ラブと恋人になってもらえるかしら?」
改めて口にすることは、とても恥ずかしい。何度もシミュレーションを重ね、様々な言葉を試し、もう大丈夫だと思っていたのに。
顔、特に目の下辺りが、とても熱くなっている。鏡で確認しなくても、顔が真っ赤になっていることだけは分かってしまう。
「ありがとう、せつな。私も大好きだよ。恋人になって欲しいな」
赤くなることもなく、恥ずかしがっている様子もなく。ちょっとだけずるいわ。
同じように告白しているはずなのに、どうしてかしら? 恥ずかしさより、嬉しさの方が勝っているのなら、嬉しいけれど。
「……もう少し感動的なシーンになると思っていたんだけど。随分とあっさり終わったわね」
私の告白は、ラブの心に残るようなシーンになれたのかしら? 後で思い返してもらえるような、そんなシーンになれたかしら?
待たせてしまった分を取り返せるくらいに、ロマンチックにしたかったのに。うまくいかないものね。
「そうかな? 私は嬉しいよ?」
「嬉しいけど、なんて言うか物足りないの」
私のわがままなのかもしれない。ラブが喜んでさえくれれば、それで良いのかもしれない。
「せつなって、意外とわがままだね」
「ラブに嫌われないなら、わがままでも良いわ」
自分の配慮が足らなかった。そう素直に言えれば、どれだけ気が楽なのだろう。
自らのミスを認めることで、やり直せるならいくらでも謝れるというのに。全てが上手くいかなくても、このシーンだけはこだわりたかった。私が生きている上での、1番を出したかった。
「なら、素直な子にはご褒美だよ」
多少なりとも落ち込んでいた私には、ラブの言っている言葉をすぐに理解することは出来ず、それに続く行動も結果が訪れるまでは理解できなかった。
飛び込んでくるかのように香った、甘い匂い。それは、私の大好きなラブの匂いにたがわず、それでもここまで近くで感じたことなどなかった。そのまま続くように触れた、ちょっとした衝撃。神経の集中している唇というところだからこそ、わずかな躊躇いも、ちょっとした動きも理解出来たのかもしれない。
鼻先に残るような、ラブの匂い。唇に確かに置かれた、ラブの感触。思考することを放棄し、感情が暴れまわっている頭でも、それだけは理解でき、また理解してしまったからこそ、混乱していた。
「……これは想像していなかったわ。3回目のデートくらいで、こちらからする予定だったのに」
まさか、このタイミングでキスをされてしまうなんて。まったくの予定外。不意打ちもいいところで、告白だけで終わってしまった私の覚悟には、衝撃が大き過ぎて素直に受け入れることが出来ていない。混乱した頭では、先ほどの出来事が夢ではないかと未だに疑っている。
ただ、唇に残る感触のみが、触れたまま告げられたせりふのみが、先ほどのキスが現実のものであり、私の告白が成功したことを物語っている。
「ふっふふ、ラブさんは、せつなよりもずっとわがままなんだよ。今日はこれくらいで我慢してあげる」
ふふ、本当に私の予想や、予定を壊わしてくれる子ね。
今日、私は告白をすることだけで頭がいっぱいで、その後のことなんて何も考えられていなかった。
けれど、ラブにとっては告白は通過点でしかなく、その先に既に目を向けていた。だからこそ、告白するだけで恥ずかしがるようなこともなかったし、私のお願いに対しても揺らぐことなく、答えてくれたんだ。
「なーんてね、美希たんやブッキーに沢山相談して、沢山怒られたから。もう、逃げないって決めていたの」
「なんだかズルいわ」
自らの感情を表に出すことの出来なかった私には、相談できる相手などいなかった。いえ、話を聞いてくれる相手がいたとしても、話せなかったでしょうね。私は、ラブ程素直にはなれない。心のどこかで、自らの気持ちと、人に対する信用で揺れてしまっている時があったから。過去の私は、誰にも相談出来ずに、気持ちを抱え込んだ。
「そうしないと、抑えられなかったんだよ。結構、大変だったんだから」
ふぅ。少し冷え、やっと動き出した頭で考えてみれば、なるほどと肯けることもある。
ラブの良いところとして、素直さを挙げることは多いだろう。目の前で起きていることをそのまま感じ、そのままの感情を表に出そうとする。そんな彼女だからこそ、告白を待ってもらったのよね。
そして、表に出すことなく待ち続けることなんて出来るはずないから、美希にでも気付かれたってところでしょうね。
「せつながラビリンスに帰るたびにね、あたしの前からいなくなるたびにね、叫びそうだった。行かないでって、あたしを1人にしないでって」
ラブの言葉は、いつでも心に響いてくる。曲がることなく、止まることもなく、真っ直ぐに心に届く。その時感じていたことをそのままに、ラブの苦しみをそのまま私に伝えてくれる。
「傷つけても良い。呆れられたとしても、良い。せつなが傍にいてくれるならそれで良いって、出来るはずのないことまで考えてた」 彼女の苦しみは、私のそれよりも大きかったのかもしれない。自らの目標の為、自らの幸せの為の前段階として、先が見えているものの為に、私は我慢できた。
けれど、ラブは待つことしか出来ず、久しぶりに会えても私が話すのはラビリンスのことばかり。甘い雰囲気も、ちょっとしたイベントも避け続けてきたから。
「ラブ……」
「そんな顔しないで、せつな。あたしは、今幸せだよ。どうしようもないくらいに、駆け出したいくらいに幸せだよ」
過去の私が苦しめてしまったこと、その事実を消すことは出来ない。
けれど、未来の私の行動次第では、ラブの笑顔を満開にすることも出来るはずだから。
「だから、良いの。あの時我慢出来たから、ちゃんと待っていられたから、今の幸せがあるんだよ」
ラブもそれを分かってくれる。ラブになら、隠すことなく伝えられるから。幸せになって欲しいと、伝えられるから。これからの私はそっちを頑張れる。
「苦しみも、痛みも、喜びも。全てはせつなを好きになれたから、せつなだから感じられたことなんだと思う」
「私も、ラブだったから耐えられた。ラブと幸せになりたいからこそ、今日まで頑張れた。どれだけ辛いことがあっても、寂しい時があっても、ラブへの気持ちが私を支えてくれたから」
隠しておこうと、そう思っていたのに。気付いた時には、口から言葉が滑り出ている。
「辛くてもね、頑張ろうと思えたの。悲しくても、頑張りたいと思えたの。痛くても、せつなに負けたくないと思えたの」
ラブなら大丈夫。ラブは強いと、そう勘違いしていたかこの自分が憎らしい。
どれだけ強がっていても、どんなに勢いを付けたとしても、ラブは女の子なのだから。守ってあげられるくらい、強くならないといけない。
「だけど、もう我慢しなくて良いんだね。せつなへの気持ちを、隠そうとしなくても良いんだね」
「ええ、私ももう隠さないわ。もう、隠せないわ」
口にした想いを、なかったことには出来ない。心の中に生まれた愛しさを、なかったことになんて出来ない。
私はやっと伝えられたのだから、やっと伝えられる決心をしたのだから。あの時の葛藤を、無駄だとは思いたくない。
「一度伝えてしまった想いを、なかったことには出来ないもの。忘れることなんて出来ないわ」
「大丈夫だよ。いつかせつなが忘れてしまったとしても、あたしが覚えているから」
忘れることはないけれど、2人で覚えていられるのなら、それは素敵な思い出になるはずだから。
私達2人だけの秘密が増え、よりラブに近づけた気がする。ラブの心に、近づけた気がするから。
これから先のことを、今まで以上に真剣に考えよう。私だけではない、ラブの為にも考えよう。それこそが幸せに繋がる道であり、その道程は幸せそのものなのだから。
――楽しみで、嬉しさで、今夜は眠れない
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