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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
プロフィール
HN:
らさ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
自己紹介:
コメントを頂けると泣いて喜びます。
リンクフリーです。
ご報告頂けたら相互させて頂きます。


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yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
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当ブログ内のSSは無断転載禁止です。 恥ずかしいので止めて ^^;
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 じめじめしますね~
雨が降りますね~

(・w・) とりあえず、アパートの管理会社に電話しなきゃ~


バルクホルン独白系 テーマ:心の距離 UPです。

何の為に行動しているのか、何を目指して努力しているのか。
それを見失ってしまった時、立ち止まることなく歩み続けられるのでしょうか?
 自分の心に住まう獣。戦いを求め、死に場所を探し続けている獣。
いつからこんなものを飼っていたのだろう?
いつからこんなものに同調してしまったのだろう?
確かに強くなること、強くあることは必要だ。
他人よりも努力を重ねて、鍛練を行い、より多くのネウロイを撃破する。
それこそが、この世界に平和をもたらすと信じているから、どれだけ苦しい状況でも諦めずに戦い抜けた。
ただ、それと同時に気づいてしまった。私と他のウィッチの違いに、心の中にある徹底的な違いに。
みんなは平和の為に戦い、その先にある平和な時代でやらたいことがあるのだ。ソレを目指して戦っている。
それに比べて私はどうだ?
確かに祖国を奪還し、限気になったクリスを帰してやりたい。出来ることなら、一緒に暮らしたい。
それくらいの願いなら、私も持っている。
だけど、その先はと問われれば、応えに窮してしまうに違いない。
私にとっての目標は、祖国の奪還であり、またクリスの幸せなのだ。それ以外のことはすべて付加されているものであり、それ自体を求めたものではない。
だから、私は戦い続けるのだと思う。目標が達成されても、次を見つけることが出来ないのだろう。いや、クリスのことを考えるのであれば、軍籍で居続けるのも悪い話ではない。
祖国を奪還し、帰ったとしても復興が始まるだけだ。そこに仕事があるわけでもないし、急いで除隊する必要性もないだろう。
それに、ネウロイとの戦いが終わったからと言って、ウィッチが不要になるとは思えない。人間同士の戦争へと移行する可能性は、低くはないだろう。
そんな時、戦地から遠のいていたのでは、見方を助けることも、戦争を止めることも出来ない。
「やはり、このままがベストか」
クリスには寂しい思いをさせてしまうかもしれないが、共に命をとして戦った仲間を見捨てるわけにはいかない。
勿論、クリスのことを放置するつもりはないし――後で、ハルトマンにでも相談してみよう。
日常生活において破綻しているヤツではあるが、こんな時には頼りになるからな。
「そろそろ、行くか」
予想通りであれば、後30分もしないうちにサイレンが鳴り響くだろう。それまでに、武装のチェックを終わらせねば。
 
――ここで立ち止まるわけにはいかない
 
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