テーマ；素直

（・ｗ・）　どうも、らさです
　　　　　千葉は雨が降っております
　　　　　意外と寒いです

（・ｗ・）　リリマジ１１の本は、薄くなりそうです
　　　　　どーしましょう

（・ｗ・）　SSをpixivにもうｐするよう、言われたことがあります
　　　　　需要あるのかな？

エイラーニャ　テーマ；素直　うｐです
サーニャが頑張ります

「素直になって欲しい」
我侭を言ってくれない、言えない状況になってしまっているエイラ。
私の好意を素直に受け入れてくれない、受け入れられない状況になってしまっているエイラ。
そのせいで彼女が傷つくのが嫌で、お願いしたのだけど。
「私も同じなのかな？」
我侭は……多分、言っていると思う。エイラは我慢しているのに、私は我侭を言っているのだと思う。
だけど、私は素直になれているのだろうか？　自分の心に、素直になっているの？
素直さと、我侭と、我慢。そのバランスを取れているのかな？
エイラに頼り切って、我侭で覆い隠して、素直になれていない気がする。
「それは、ダメ」
エイラにお願いしているのに、私は何もしないの？
自分を変えることもせず、ただエイラが合わせてくれるのを待っているだけなの？
そんなの、ダメだよ。そんなやり方で、何かを変えられるはずないよ。
私自身が変わらなきゃ。エイラが合わせてくれようとする以上に、私が合わせないとダメ。
「素直になるの」
私の望みは、エイラと一緒にいること。２人で一緒に、幸せになること。
そう、一緒に幸せになることなの。なのに、エイラ１人に全部を任せているのは、おかしいよ。
私も変わらなきゃ、変わるように努力しないと。エイラの隣に立つことなんて出来ないよ。
「どうすればいいのかな？」
どうすれば、何を頑張ればいいの？　自分のどこを変えればいいのかな？
エイラ１人に全てを押し付けない為に、私も一緒に頑張る為に。何を変えればいいの？
「やっぱり、性格なのかな？」
エイラに聞けば、そのままで良いって、そう言って貰えるはず。
だけど、彼女の隣に立つには、消極的過ぎるよね？
もっと積極的に、自分の心を伝えるようにしていかないとダメ。
エイラとケンカ出来るほどに、対等だと認めてもらえるようにならないと。隣に立つことは出来ないよ。
「もっと魅力的にならないと、ね」
告白だって、エイラに任せきってしまうのはダメ。きちんと、私自身の想いを伝えないと。エイラに、分かってもらわないと。ただ待っているだけでは、意味がないの。
私からもアプローチをかけて、エイラが告白しやすい状況を作る。難しいけど、それがベストな方法だから。
「けど、告白しやすい状況って何かな？」
危険を犯してまで、状況を作る必要はない。ただ、エイラの背中を押してあげられるように、告白しやすいようにしてあげれば、それだけで良いの。
エイラを幸せにしたいのに、危険な目に合わせていたら、同じだから。
「……そっか。だから、エイラは前に出ようとするんだ」
エイラは、私を幸せにしてくれようとしている。私に笑って欲しいって、そんなふうに行動している。
そして、危険な目に合わせたくないのは、私と同じなんだ。
好きだからこそ、守りたい。過保護だと言われても、止められない。
その気持ちが、強すぎるんだね。
「なら、私が緩めてあげれば良い」
そんなに気を張って、一生懸命にならなくても大丈夫だよって。
私はエイラと一緒に、同じ場所に立っていたいんだって。
その為に傷つくのなら、恐れる必要はないのだから。
「どうすれば、伝えられるのかな」
ただ、私はそれをどうやって伝えればいいのかを知らない。今までは、エイラが気づいてくれるのをずっと待っていたから。彼女が言ってくれるのを、ただ待っていただけだから。
私には、それをエイラに伝えた経験がない。
「考え方によっては、チャンスなんだよね？」
自分を変えようと思うなら、小さなことでも良いから、やったことのないことをすれば良い。そうすれば、必然的に変わってくるから。
それに、これを伝えることが『素直になる』ことにつながる気がする。自分の気持ちを伝える、練習になる気がする。
だから、逃げちゃダメ。
「エイラに伝える」
どう伝えれば良いのか、どう伝えるのが１番良いのか、私には分からない。
けど、それを理由に逃げたくないなら、そのまま伝えれば良い。私の思ったままを伝えれば良い。
「ケンカすれば良いの」
うまく伝わらなかったら、ケンカになるかもしれない。言い争うことになるかもしれない。
だけど、それだってお互いを理解するには必要なことだと思うから、私は逃げちゃダメなの。

――気持ちを、真っ直ぐ伝えよう