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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
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らさ
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38
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男性
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1986/07/28
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SS書き・ステカつくり
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SSのネタはどうにかなる
だけど、この前文に関してはそろそろネタ切れです

同じようにあとがきとかも駄目な私
どーすればいいんだろ?


スト魔女より エイラーニャ テーマ;変化 です
まぁ、エイラ視点で書いて見ました

今度は、慣らされているところを、エイラ視点で書くと楽しいかもねっ!


「サーニャ、何があったんだろう?」
夜、サーニャが哨戒任務へと出かけた後、私は1人頭を悩ませていた。
昼間にあった戦闘のことも忘れ、明日のシフトさえ忘れ、私は1つのことだけを考える。
銀色の髪を持ち、優しい瞳をした彼女のことを。
「積極的とは、何か違うよな」
最近、サーニャの様子がおかしい。
別に体調が悪いわけでもなく、戦績が落ちているわけでもない。ただ、私に対する態度が変わっているんだ。
その変化が良いものか、悪いものかと問われれば、多分良いことなんだと思う。
遠慮がちに、あまり意見を言わなかったサーニャが、私に正面から何かを伝えようとしてくれる。その変化自体は嬉しい。
ただ、彼女のお願いが難しいだけ。私が頑張るだけで良いのに、とても難しい。
「素直になって、か」
確かに、私はサーニャに対しては、素直になれていない。他のみんなと、少しだけ違う態度をとっている。
それは、サーニャを避ける為のものではなく、また不安を与える為でもない。
単純に、私が恥ずかしいだけなんだ。サーニャを大切にしたいと思う気持ちがいき過ぎて、ぎこちない感じになっている。
サーニャのことが好きだから、大好きだから。嫌われたくないからこそ、あんな態度になってしまっている。
他のみんなに頼めることも、サーニャには無理。なんだか、凄く悪いことをしている気分になるんだ。
他のみんなとは普通に接することが出来るのに、サーニャとは無理。そういった、悪い自分を見せたくないんだ。
「けど、それが原因なんだよな」
そういった気恥ずかしさを解決出来ていないから、私は告白すら出来ないんだ。
ラジオでは言える、サーニャがいないところでなら言える。
けど、面と向かってサーニャに告げることが、出来ていない。
「情けないのは、分かっているさ」
自分の気持ちは分かっているし、サーニャの気持ちだって大体分かっているつもり。
告白すれば、悪い結果になる可能性は低い。どちらかと言えば、このままズルズルとやっている方が、悪い結果を招いてしまう。
「悪いことをしているのだって、分かっているさ」
本人には告げられないのに、多分基地の人間は全員知っている。
それどころか、ラジオ等で言ってしまっている分、世界単位でも知っている奴はいるんだよな。
うぅ……どうすれば良いんだよ。
「私は、サーニャが好きだ」
そんなの、知っている。自分のことだから、良く理解している。
好きなところを挙げれば、キリがない。好きな仕草を言えば、キリがない。言葉では伝え切れない程、好きなんだ。
そう、私はサーニャが大好きなんだよな。なら、何故告白出来ないんだ?
自分の気持ちが分かり、どうしたいかも分かっている。それなのに、どうして行動に移せないんだ?
「私は、何に怯えているんだろう?」
サーニャからは素直になるように、もう少し我侭を言うように注意された。
守られているだけの辛さを教えられ、傷ついても隣に立っていたいと申し込まれた。
凄く勇気のいる言葉だった。私には、とても言えない内容だった。
それでも、サーニャは誤解されることも恐れずに、私に教えてくれたんだ。
「それに応えなきゃ」
サーニャにあれだけのことさせておいて、何も返せないなんてありえない。あっては、ならない。
サーニャを守るのは私で、サーニャの期待に応えたいの私なんだから。変わらなきゃいけない。
少しずつでも良い。僅かな変化でも良い。日々を過ごす中で、目指すべきところに辿り着く。
「そっか、そうなんだな」
いきなり告白しようとしたから、いきなり恋人になろうとしたからダメだったんだ。
友達としての好きを伝え、仲間としての好きを伝える。そういった段階を踏んで、最終的に告白すれば良かったんだよ。
それなのに、私は焦ってしまったんだ。早く告白して、早く恋人になろうって。それしか見えてなかった。
「恋人になることだけを目的にして、告白しようとしていたからダメだったんだよ」
その先のことを考えず、またそこまでの道程を考えていなかった。
だから、私は告白が出来なかったんだよ。
どうしたいのか、どうして欲しいのか。それを伝えられていなかったんだ。
「それで、素直になってって、お願いされたんだな」
私がサーニャに伝えられていないから。抽象的なことしか伝えられていないから、サーニャが困っていたんだ。
そして、その思いだけで行動していたから、サーニャに負担をかけてしまっていたんだ。
どこまで頼りになるかも分からず、どれだけ頼って良いかも分からない。
そんな私だから、サーニャは不安になったんだな。
「悪いことしたなぁ」
サーニャを不安にさせて、あんなことまで言わせてしまって。このまま済ませるわけにはいかないよな。
サーニャのお願いに応えられるように、少しずつでも素直になれるように、本当の私を見てもらえるようにしないと。
弱いところも隠さずに、サーニャに受け入れてもらえるよう努力しないとな。

――サーニャ、待っていてくれ。私は変わってみせる

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