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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
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1986/07/28
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なんか余震がありました
震度4くらいですね


そーいえば、魔まマが3話連続放送らしいです
つまり、大きな揺れが来るかもしれないんですね

(・w・) まぁ、原稿がある以上、私は死にませんが


エイラーニャ テーマ;月
届きそうで届かないもの
傍にいるようで、実は遠いもの

貴女と大切な物の距離、計ったことはありますか?
 


いつも傍にいてくれる存在。私の傍で、笑っていてくれる存在。
手を繋ぐことも、お喋りだって出来る距離。
だけど、その心に触れることは出来なくて、彼女が何を考えているのか分からない。私には、知ることは出来ない。
その笑顔は、本当に笑っているの?
私に気を遣って、元気付けようとしているだけなの?
その涙は、誰の為に流しているの?
あなたの心が傷ついたの? 誰かの心の傷を、感じ取ってしまったの?
あなたは本当に、私を愛してくれるの?
ただ憐れんで、同情しているだけなの?
「分からない……」
相手の心を知る術を持たない私には、分からない。感じることは出来ても、答えが分からない。
エイラの心を疑いたくない。エイラの言葉を信じていたい。
だけど、確信出来るだけのものを、私は持っていない。はっきりとしたものは、何もないの。
エイラとの恋愛が空想でないと、私の想像ではないと信じていたい。
だけど、それが現実だと、エイラが私を愛してくれているという証拠は、どこにもない。
ただ、言葉で確認しあっただけ。形に残るものもなければ、キスをしたわけでもない。
あれは、本当に現実だったの? それとも、私の願望が見せた夢?
「どうすれば良いの?」
例え夢だったとしても、現実だとしても、エイラから好意を伝えてくれているのは間違いない。
言葉でも、行動でも示してくれている今、告白事態は小さな問題なのかな?
だけど、告白をされていないのだから、私はエイラの恋人ではない。恋人には、なれてないの。
エイラの心を疑うのはイヤ。私の心を疑うのもイヤ。
だけど、私達の関係を証明するものは何もなく、私の勘違いではないと言い切ることが出来ない。
私の気持ちを、言葉を証明してくれるものは何もない。
「苦しい……」
エイラが好きだから、好きだからこそ疑う度に痛みが走る。
胸の真ん中辺りから、ズキズキとした痛みが全身に響く。
その痛みが私の心を蝕んで、エイラへの気持ちを邪魔しようとする。
どうして、邪魔をするの? この痛みだって、私なのに。私自身が、私の邪魔をする。
「今のままで、いるべきなのかな?」
邪魔をしているのが私の心なら、それは変化を望まない心が邪魔をしているんだと思う。
エイラと恋人になる道ではなく、今のままの関係を続ける道を選びたい心が、邪魔をしている。
それはそれで、分からないことはないけれど……そんな消極的な考え方はダメだと思うんだけどなぁ。

――難しい

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