テーマ ココロ

土下座の練習をしよう
そんなことを考えている　らさです　こんにちは

本日もエイラーニャ……なんだけど、難しかったのかな？

私はどうすれば良いのだろう？
私はどう応えれば良いのだろう？
「エイラ……」
つぶやくだけで、心に暖かさが広がり、笑顔になれる。
彼女の傍にいて、彼女の鼓動を感じたい。彼女の声を聞いて、彼女の気配を感じたい。
我侭を言っても受け止めてくれる。私に我侭を言ってくれるようになってきた。
どちらかに頼るのではなく、お互いに支えあえるようになりたい。
「すれ違いがなくなれば良いのに」
既に、エイラの気持ちは何度も伝えてもらっている。好き、大好きだって、何度も伝えてもらった。
それでも、私はエイラに応えられていない。返事をしていない。
「こんなのダメだよね」
私の気持ちは伝わっているかもしれないけど、口に出してちゃんと伝えたことはない。
エイラが好きだって、伝えたことがないから。
支えあえる関係になりたいのに、私の勇気が足りないせいでエイラに頼ってばかり。彼女にばかり負担がいっている。
悪いとは思うし、分け合いたいとは思うけど。いざ口を開こうとすると、恥ずかしくて伝えられない。
どうすれば良いのかな？
「甘えてばかりいるんだね」
エイラだって恥ずかしかったはずなのに。
エイラだって、怖かったはず。それなのに、伝えてくれたんだから。
私には、ちゃんと応える義務がある。エイラの気持ちに向き合う、自分の気持ちに向き合う必要がある。
自分の気持ちに向き合って、自分の言葉でエイラに応えなきゃ。
エイラが好きなら、エイラと一緒に痛いなら、いつまでも逃げていちゃダメ。
「私だって、エイラが好きなんだから」
このまま受身でいてはいけない。私の意思を伝えないといけない。
「それが必要なことだって、分かっているのに。どうして出来ないの？」
エイラは好きだって言ってくれているのに、何を怯える必要があるの？
拒絶される可能性は低くて、告白さえすれば良いんだよ？
私もエイラが好きだって、伝えるだけなんだよ？　なのに、どうして怖いの？
エイラのことを信用できない？
そんなはずなはい。私はエイラを信じられる。エイラのことを信じたい。
エイラの気持ちが分からない？
エイラは好きって言ってくれた。ちゃんと、伝えてくれているよ。
それでも、それなのに、どうして私は怯えているの？
「エイラの好きが分からないから？」
口に出してみれば分かること。心の底にしまいこんで、見ないようにしてきた事実。
エイラの好きは、どんな好き？
友達に向ける好き。仲間に向ける好き。家族に向ける好き。
恋人に向ける好き。恋愛と言う意味での、好き。
好きには沢山の意味があるから、どれのことかが分からない。
もし、エイラの友達としてであれば、私の好きとは違う。私の抱いている、恋心とは全くの別物。
それなのに、エイラは私に恋しているんだって勘違いのまま伝えたら、エイラを困らせてしまう。苦しめてしまう。
私が勝手に勘違いしているだけでも、エイラは真剣に悩んでしまう。そんな、優しい人だから。
私を守ってくれるような、そんな優しい彼女だからこそ、苦しむ。
どうしようもない気持ちと迷いを抱えたまま、悩んでしまう。
「そんなの嫌」
私はエイラが好き。だけど、苦しめるくらいなら伝えない。
エイラが幸せになれずに、苦しむだけなら伝えられなくても良い。
私に優しくしてくれる彼女を、苦しめるぐらいならこの気持ちはなくなってしまえば良い。
「辛くても、それがエイラのためになるなら」
このままどっちつかずのままいるぐらいなら、伝える方が良いのかな？
それとも、伝えないまま傍にいるほうが良いのかな？
ねぇ、エイラ。私どうすれば良いのかな？
私の心が迷子になる前に、それを知りたいな。

――心の求める先が分からない