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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
プロフィール
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らさ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
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コメントを頂けると泣いて喜びます。
リンクフリーです。
ご報告頂けたら相互させて頂きます。


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yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
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3月3日は雛祭り~w
ども~ らさです。仕事がどうなるか分からないので今のうちにUPしますよw
タイトルほど騒がないけど・・・そこは諸兄らの想像と妄想で補ってください(オイ






「フェイトちゃん大丈夫?」
「う・・・う~ん、ダメかも。何だか頭がぐわんぐわんするよ・・・」
3月3日 桃の節句。一般的には雛祭りと呼ばれ、女の子の日だ。
最近日本の文化にますます興味を持ったリンディさんとエイミィさんの計画もあり、ハラオウン家には巨大なひな壇と豪華でいて雛祭りらしいきらびやかな料理が用意された。
本当は仲良し5人組が揃うはずだったんだけど・・・はやてちゃんは特別捜査官としてのお仕事、アリサちゃんとすずかちゃんは社交界のパーティーで欠席。
結局、集まれたのは私とフェイトちゃんの2人だけ。みんなと遊びたい気持ちはあったけど、恋人と一緒にいられるのだからこれ以上望むのは我がままと言うものだろう。
そんな事情もあってハラオウン家で開かれた雛祭りパーティーは少人数となった。しかし、人数を欠きながらも楽しく・・・うん、間違いなく楽しくやってたんだけどね。
その変化に1番始めに気がついたのはアルフさんでした。使い間は主人と精神リンクしているから嬉しいとか、悲しいとか感情がすぐに分かるとは聞いていたけど、凄い事だよね。
勿論、精神リンクなんて無くても私とフェイトちゃんの心はつながっているけど・・・ちょっと悔しかったかなぁ。
「ちょっとフェイト、アンタ大丈夫なのかい?」
私と一緒に料理を食べ、楽しくお喋りをしていたフェイトちゃん。さっきからちょっと様子はおかしかったんだけど、いつも以上に輝く笑顔に釘付けになっていた私には分からなかった。ほんのりと紅くなったほっぺたに少し潤んできている瞳、それでいて笑顔を絶やさないフェイトちゃんの唇が私に・・・って違う違う。
そうそう、突如割り込んできたアルフさんはあわてた様子だった。
「なぁに、アルフ?どぅか、したの?」
でも、受け答えをするフェイトちゃんは緩慢な様子だった。
「さっきからね、嬉しいって感情が山のように送られてくるのはいいんだけど、それに混じって今までに感じたことの無い不思議な気持ちが流れて来るんだよ」
不思議な気持ちというのが何かは、私には分からないけどアルフさんがいうのだから確かなのだろう。
いつもより上機嫌で浮かれている感じはするけど、体の調子が悪いとか、心配事があるとか―――別にそんな様子はない。
「フェイトちゃん、大丈夫?どこか調子でも悪いの?」
そうは見えてもやっぱり心配なので、私はフェイトちゃんに尋ねてみる。
「だぁいじょうぶだよ、なのは。うふふ、私は今とっても気分がいいんだからぁ・・・ん~」
とそのままキスをされてしまった。あれ、やっぱり何だかおかしいよ?
「うふふぅ、なのはとキスしちゃったぁ」
「フェイトちゃん?」
笑いながら私にギュッって抱きついてくれるのは嬉しいんだけど・・・胸に顔をグリグリと押し付けるのは止めて欲しいな。
「なのはは暖かいね~。ん~気持ちいい」
そのまま押し倒されてしまった。え~と、私はフェイトちゃんの抱き枕じゃないよ?
「フェ、フェイト・・・その嬉しい気持ちは全開で伝わってくるんだけど、なのはの迷惑も少し考えないといけないよ?」
どうしていいか分からないらしく、あたふたと慌てた様子のアルフさん。
「気にしなくていいですよ。私もフェイトちゃんに抱きしめられるとその・・・嬉しいですし」
大丈夫だよって意味を込め、両手でフェイトちゃんを抱きかかえる。
ふわふわと漂ってくる良い香りに私も何だかくらくらしてきちゃった。
「う~ん、なのは悪いけど少しそのままでいてもらって良いかな?私、エイミィ達を呼んで来るよ・・・」
アルフさんに連れられたエイミィさんが来るまで私はフェイトちゃんの抱き枕として過ごした。



因みにフェイトちゃんが酔っ払っていたことが判明。まさか甘酒で酔うとは思っていなかったので失敗だ・・・あれ?でもフェイトちゃんお酒の入っているチョコレートとかケーキといったお菓子類は平気なんだけどな・・・。
その後、酔っ払ってしまったフェイトちゃん、どうしようかとみんなでもめていたらリンディさん達に緊急の呼び出しが掛かった。
どうやら今回はアルフさんも呼び出されたらしくみんな慌てて支度をしている。
そこで私がフェイトちゃんを介抱することになったんだけど・・・
「なのはさん、フェイトが可愛いからって食べちゃダメよ?」
「リ、リンディさん。そんな事しませんよ!」
もう、リンディさん何て事言うのかな・・・それに、まだ付き合ってることは言ってないはずなんだけど?
「私、なのはになら食べられてもいいよ?」
「フェイトちゃんまで・・・もうあんまりからかうと怒るよ?」
「だって本当だも~ん」
そう言ってじゃれ付いて来る様子は猫のようで、いつもとはまた違った可愛さに溢れている。
「冗談よ、それじゃあ行って来るわね。なのはさん悪いけどフェイトの事よろしくね」
「行ってきま~す」
そう告げると4人は転送ポートへと消えて行った。
それがさっきの話で私は今フェイトちゃんの部屋に居る訳だけど・・・
「なのはぁ、着替えるから手伝ってほし~なぁ」
「なのはぁ、一緒に寝よぉ」
とりあえずフェイトちゃんは絶賛暴走中なのだ。
なのは、なのはと私の名前を連呼しながらじゃれついたり、抱きついたり、キスしたりする。
別にそれが嫌って訳ではないけど、いつものフェイトちゃんとはまるで別人でどう扱っていいのか分からない。
それに、下着一枚でウロウロされたり、抱きつかれたりすると・・・その私が理性をどこまで保てるか自信が無い。
フェイトちゃんの事が大好きで、キスも済ませた仲、正直に言ってしまえばもっとフェイトちゃんの温もりが欲しい。
柔らかい唇に、ふくらみかけの胸―――ってダメダメ、そんな事考えてたらますます危なくなっちゃうよ。
目の前で無邪気に笑っていてくれるのは私を信頼してくれているからで、それを裏切るような行為をしてはいけないのだ。
それに私達はまだ小学生だし、始めちゃったら途中で止まれる自信なんて・・・
「なのはぁ・・・」
「ちょ、ちょっとフェイトちゃん何してるの―――」
私が物思いに耽っているいる内にフェイトちゃんは服を全部脱いで裸になていた。ついでにその格好で抱きつかれたのだからもう、天にも昇る気持ちなんだけど・・・・。
(お、落ち着け私。フェイトちゃんは酔っ払って抱きついているだけで何も考えていないんだから。へんな期待をしちゃだめだ)
必死に理性を保とうと頑張っている私のことなど知らない顔で、フェイトちゃんが次の行動に移ってしまった。
「ん~、ちゅっ」
えへへへ~といつもでは考えられないとろけきった笑顔を見せてくれるフェイトちゃんを前に私は固まってしまった。
だって、フェイトちゃんが・・・いつもだとキスをした後は真っ赤になって恥ずかしがっているフェイトちゃんが・・・は、裸のままで私に抱きついて・・・そのままキ、キスまでするなんて・・・ダ、ダメこれ以上されたら絶対に襲っちゃう。ダメだそれだけは絶対にダメだ。初めての時は、もっとロマンチックにフェイトちゃんの了解も取って・・・って、あぁ!何考えてるの!
落ち着け、落ち着け。大丈夫、私は理性をまだ保てる、保っているんだ。こんな時こそ心を落ち着けて、お父さんやお兄ちゃんがしているみたいに精神統一するんだ。
四苦八苦してなんとか理性を保ち、精神統一を行った私はやっと目を開くことが出来た。
どれぐらいの時間がたってしまったのか分からなかったけど、私の恋人はベッドの上で可愛い寝息を立てていた。
まったく、私は寝るどころでは無いのに・・・フェイトちゃんはのんきだなぁ。そう思いながら頭を撫でていたらとっても落ち着いた気分になれた。
冷静になれてほっとする反面、少しだけ寂しくなったのはなんでかなぁ―――
「なのは・・・大好きだよぉ」
フェイトちゃんの寝言が微笑ましい。夢の中でも私と一緒に居てくれるのはとても嬉しい。
いつもは冷静で物静かなフェイトちゃん。そして、今日の暴走していたフェイトちゃん。どっちも私の大好きな恋人二違いは無い、大切にしたいし、守っていきたいと感じる。
いつまでも隣で笑っていられるように魔法の練習もしないといけないし、管理局の局員としての勉強も必要だろう。大変な事かもしれないけどフェイトちゃんの傍にいられるなら私は頑張れる気がする。
「なのはぁ・・・」
「なぁに、フェイトちゃん?私はここにいるよ」
答えがないのが分かっていても返事をしてしまった。きっとこの可愛い恋人に私は溶かされてしまったのだろう。
誰かに迷惑を掛けたくない、嫌われたくない。それだけを思い嘘の笑顔を浮かべていた「高町なのは」はもういない。
ここにいるのは愛しい恋人と一緒に夢を見ている、「高町なのは」なのだ。
「いいよ・・・なのはなら・・・」
どんな夢を見ているのだろう。夢の中でも幸せそうに笑っているフェイトちゃん、その姿を想像すると心がじんわりと暖かくなった。
「私の・・・初めてをあげるぅ・・・」
「ぶっ、フェ、フェイトちゃん?」
思わず吹き出してしまった。い、今なんて言ったの?折角落ち着けた私に、フェイトちゃんは何を言ったの?
心も体も温かいを通り越して、どんどんと熱くなってきていて、このままだと危険だ。またさっきみたいになってしまう。そう思い急いで離れた私を、寝言が追撃してきた。
「でも・・・なのはの初めては私のものだよ・・・」
フェイトちゃん、本当に寝てるのかな?言葉もはっきりしていたし・・・ちょと確かめに行きたい気もする。でも今近寄ったら間違いなく襲ってしまうだろう。何たって私の理性は、既に振り切れてしまっている。それでも、私は恋人としての意地に掛けて、ここで襲ってしまう訳にはいかない。
必死に部屋の隅まで歩いた私は正座をして、精神統一を始めることにした。
こうでもしていないとまたいつ、危険な状態になるか分からない。かといって自分の家に帰ると、気持ちを抑えきれずに飛んできてしまいそうだ。
離れないといけないけど離れられない。そんな相反した気持ちとフェイトちゃんへの想いを抱えながら、自分の想いを貫くために一晩中正座していた。


大切な人との時間を守るための、我慢なら出来るんだ―――










なんだか不思議なことになっちゃった気もしますが・・・ご勘弁を
アリすずが進みませんの・・・どうにか書きたいのにね~ ^^;

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無題
なのはさん立派!!
これの中学、Sts19歳版とか読みたくなりましたwっと何気にリクエストw

甘甘ごちになりました~
[ 2008/03/04 16:23 NONAME 修正 ]
リク受付
感想ありがとうございます。
なのはにとってはキツイ時間だったでしょうねw(コラ

リクの方受けたわまりました。
ちょっと時期がズレますが・・・3月中になんとか・・・うん書きます
[ 2008/03/07 06:34 らさ(管理人) 修正 ]
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