ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。
※ 百合思考です。
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1986/07/28
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久しぶりのUPは、更に久しぶりの なのフェイ だったりします。
出張中にフラストレーションが溜まりましたので、本日は個人的なUP祭りを始めることでしょう。
(・w・) アヒャ
出張中にフラストレーションが溜まりましたので、本日は個人的なUP祭りを始めることでしょう。
(・w・) アヒャ
ぽつぽつと降り注ぎ、アスファルトを濡らしている滴。天気予報を塗り替え、空は一面の灰色。
私達が生きていくには水が必要で、生命を育んでくれているものだと、理解はしている。
それでも、やっぱり濡れたり冷たかったりするのは、嬉しくはないかな。服が張り付いてべたべたするし、足元は滑りやすくなる。運動神経に関して若干の不安がある私としては、雨の中を走って帰るのは避けたい出来事だ。
もっとも、最愛の人の横に並んでいる今、転ぶ心配どころか、濡れる心配すら必要がなくなってしまった。
「なのはが濡れる道を選ぶのなら、私は川に飛び込むよ」
誘ってくれた時点で、素直にうなずいてさえいれば、そんなセリフを聞くことはなかったのだろう。
誰よりも私のことを心配してくれて、誰よりも私のことを知ろうとしてくれて。だからこそ、私の運動神経の悪ささえ筒抜けな彼女だから。必死になってまで、私を傘に引き入れたのだろう。
まぁ、もう少しセリフを考えてくれれば、もっと格好良くなれると思うんだけどな。ちょっと、残念。
「なのはと相合傘だよ」
もっとも、幸せそうに笑ってくれているのであれば、別にこれ以上格好良くなる必要性もないのかもしれない。
重要な場面で見せてくれる強さは、十分過ぎるほどに魅力的だし。この上、常時格好良いセリフを言い出したりしたら、ファンクラブが巨大なものになってしまうかもしれない。
現状ですら、たまに暴走しそうになるのに。
まったく、魔法を使えない相手というのは、それなりに不便だね。隠さなくて良いのなら、バインドで縛り上げてから話し合いが出来るというのに。今のやり方では、効率がよいとは思えない。
「あ、かたつむりだよ。ゆっくり動くところが可愛いよね」
「そうだね」
そんなふうに1つ1つの事柄に反応するから、撃墜される人がどんどんと増えるんです。少しは考えて、私の苦労も知って下さい。
なんて、そんなこと言える筈もないんだけどね。ちょっと、無防備過ぎないかな?
雨が降って、視界が悪いとはいえそれなりに人通りはある。そんな無邪気な笑顔を振りまくのは、危険だと思うの。フェイトちゃんには自分の可愛さと、無防備なところを説明してあげた方が良いのかもしれない。
けど、そんなことを伝えたら変な人だと思われるかもしれないし。もしかしたら嫌われてしまうかもしれない。
駄目、それだけは耐えられない。フェイトちゃんに嫌われるだなんて、片思いの相手に嫌われるだなんて、そんなの耐えられない。
空に上がれば、何も怖くないのに。絶対に勝てるって、諦めないって自分のことを信じられるのに。
フェイトちゃんの隣に並んだ時だけは、その自信が全部砕けてしまう。
どれだけ我慢しようとしても表情が緩んでくるし、手を握られたらドキっとしてしまう。声をかけられたら嬉しくて、子犬のように駆けだしてしまう。髪の毛に触れられたり、抱き締められたりした時には、体中がピリピリと痺れて何も考えられなくなってしまう。
「とにかく、フェイトちゃんの傍にいる時の私は特別で、普段と私とは違うの!」
「そうなの?」
「え?」
なんとか押し切らないと、なんとか誤魔化さないと。まさか、今ここで告白するわけにはいかない。
そういった大切なイベントは、もっと素敵なシチュエーションで、何日も時間をかけて準備したい。
お願い、追求しないで。
「えーと、なんていうか。お、お芝居の練習だよ! ほら、学芸会が今度あるでしょ?」
「けど、そんなセリフあったかな?」
あぁ、もう! どうして、そこで首を傾げたりするのかな!
可愛いよ。今すぐお持ち帰りして、全力で頬ずりをしたいくらいには可愛いよ。
お願い、まだ友達でいたいの。私達には早いと思うの。私を誘惑しないで。
「……ちょっと間違えただけだよ。大丈夫、私は本番に強いから」
「そっか、なのはが言うならそうなんだろうね」
お願いしといてなんだけど、どうしてそこで信じるかな! 私の言うことがすべて正しいって、そうして盲目的に信じてくれるのかな!
何を考えているか分からないよ? 都合の良いように嘘を教えているかもしれないよ?
フェイトちゃんを恋人にする為に、将来のお嫁さんにする為に暗躍しているかもしれないよ?
少しくらいは、疑おうよ!
「フェイトちゃん、なのはが言うことが全てではないよ。それだけは覚えておいて」
「そうなの? んー、良く分からないけれど、なのはがそう言うなら、そうするよ」
「だから、それが駄目なの。なのはが言っていることが、全て正しいとは限らないよ? 間違えていたらどうするの?」
「大丈夫だよ。その時は、私が頑張るから。私がなのはを守ってあげるから」
「嬉しいけど、そういう話じゃないよ?」
「なのはがフェイトちゃんに嘘を言っているかもしれないよ? 本当のことを話していないかもしれないよ?」
「そうなの?」
「なのはだってそんなことはしたくないけれど、するかもしれないでしょ?」
「んー、でも、なのはなら良いかな。きっと、私の為に嘘をついてくれているから」
ごめんなさい。やっぱり、なのはには無理でした。この天使に嘘をつくなんて、騙すことなんて、私には出来ないよ!
フェイトちゃんの可愛さに負けて、素直になっちゃう。本当のことを話したくて、我慢できなくなっちゃう。
フェイトちゃんのことが大好きです、付合って下さいって叫びそうになる。
「……そうなるよう、努力します」
結局、伝えられなかった。私の気持ちも、ちょっとしたいたずら心も、何も伝えられなかった。
今はまだそれで良いけれど、伝えたい時、伝えなければいけない時に、ちゃんと伝えられるかな? フェイトちゃんに伝えられるのかな?
うーん、まだまだ将来のことだと思っていたけれど、あんまりのんびりはしていられないのかもしれない。
フェイトちゃんは可愛いし、誰かに取られちゃう可能性だって十分あり得るんだから。悩んでいる間に失恋しましただなんて、そんなの私らしくない。
失敗しても良いから、玉砕したとしても良いから、想いを伝えずに引き下がるなんて出来ない。
もう少し大胆にアピールしなければいけないのかな? 女の子同士だし、有利な条件だとは言えないし。
けど、もう暫くの間はこの親友というポジションでもいたいな。
――人を想うって、難しいね。
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