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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
プロフィール
HN:
らさ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
自己紹介:
コメントを頂けると泣いて喜びます。
リンクフリーです。
ご報告頂けたら相互させて頂きます。


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yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
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当ブログ内のSSは無断転載禁止です。 恥ずかしいので止めて ^^;
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頑張った時に理不尽に怒られた
全部なげだしてやるぅぅぅ♪

みなさんもこんな経験があるのでは?

まぁ、それでも頑張るしかねーんですがw


なのフェイSS テーマ;カレンダーです
いや、SSというよりも、掌章ですね
恐ろしいほどに短いです


「もうすぐなんだよね……」
厳しい寒さが過ぎ、春の足音が聞こえてきそうな今日この頃。もうすぐ、私の大好きな人が誕生日を迎えます。
大変なことは山のようにあったけど、今年1年を生き抜いた。それをお祝いして、来年への希望としてもらう日。
本当はそんなに重たい日ではないみたいだけど、私にとっても大きな意味を持つから。
「なのはが15歳になる」
15歳は、中学校を卒業する年。つまり、私達の学生が終わりを告げる年。
これからは管理局員として、より忙しい日々が待っている。より、誰かの力になれる日々が待っている。
「なのは、寂しくないのかな?」
学生が終わり、管理局員のみになるということは、彼女にとって寂しさを伴ったりしないのだろうか?
今までとは全く違う環境になり、親元から離れることにもなるだろう。
「やっぱり、引越すんだよね」
はやてと違って、すぐに引っ越すことはない。それでも、なのはだってそう遠くない未来で鳴海市を離れるのだ。
私みたいに、故郷を失っている人間にとってみれば、そこまで重大な出来事でもない。今更住む所が変わっても、なのは程の変化はない。
けど、自分の生まれ育った町を離れ、星を離れる。そんな彼女が寂しさを感じていないわけがないんだ。
「私にしてあげられること、何かないかな?」
だからこそ、私はなのはの力になりたい。彼女を励ましてあげたい。
なのはの寂しさが薄れるように。なのはが少しでも、心を落ち着かせられるように。
何か、助けてあげられないのかな?
私に出来ることはないかな?
「私に出来ること。私だから、出来ること」
寂しさがなくなることはない、だけど薄れさせることは出来るはずだから。
戸惑うことも多いと思う、それでもフォローすれば随分良くなるはず。
私が今まで助けてもらった分、今度は私が助けるからね。
私が傍にいて、なのはを励ますからね――


     ◇


「ハラオウン執務官。そろそろお時間ですが」
「あ、はい。すみません、すぐに行きます」
いけない、いけない。そういえば、会議の資料を作っている途中だったっけ?
ちょっとだけ休憩するつもりだったのに、随分と考え込んでしまったみたい。
「頑張らないとね」
なのはをフォローする為にも、誕生日を祝う為にも。この事件を片付けてしまわないと。

――さぁ、彼女の笑顔の為に頑張ろう

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