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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
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らさ
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37
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男性
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1986/07/28
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有言実行って素晴らしいですよね☆

そんな感じで、昨日UPしたものの すずか視点 です。
微妙に内容が変わっているのは、仕様です。

いいよねー
なのは系だけじゃなく、色んなCPでこれ書いてみたいなー











「アリサちゃん」
「すずか……」
放課後、教室で2人きり……とはいかなかったけど、今朝なのはちゃんに教わった方法を試してみる。
相手を見つめ、名前を呼び続けるだけ。
たったそれだけで幸せになれるって聞いたんだけど。
ふふ、効果はバッチリみたいね。
「アリサちゃん」
名前を口にする度に、胸が温かさで満たされているく。
手をつないでいるわけでもない、キスをしているわけでのない。ただ、見つめているだけなのに。
胸の中がいっぱいになってしまいそう。
「すずか……」
この後どうするのか、どうなるのか。それも気になっていてけど、心配はなさそう。
私の心が求めているものは1つだけ。
はっきりとは分からなくても、不安も恐怖もない。ただ、幸せに満ちている。
「アリサちゃん……」
名前を呼ぶ、それだけのこと。
ちょっと甘く考えていたかもしれない。
こんな風に頭の中で色々と考えていないと――
「すず、っか……」
目の前のアリサちゃんみたいになってしまう。
見詰め合っている。ただ、そのことしか考えられなくなってしまいそう。
まるで私達2人だけの世界に迷い込んだような、そんな錯覚にとらわれてしまう。
それを幸せであると、この時が幸せであると、心が理解してしまっている。
「アリサちゃん……ん」
ダメ、私は王子様なんだから。
お姫様よりも先に、アリサちゃんよりも先にキスをねだるなんてダメよ。
お姫様のおねだりをじっと待つの。アリサちゃんがお願いしてくれるまで、我慢するの。
「……すずか」
うぅぅ。頭では分かっているはずなのに、どんどんと引き寄せられていく。
頭の中で鐘がなっているような、じーんじーんて音がする。
どうして、なんでこんなにも痺れてくるの?
この時を、この空間をもっと楽しみたいのに。
この今だけの幸せを、もっと堪能していたいのに。
お願い、あと少し。もう少しだけで良いから、我慢して。
「すずか……ねがぃ」
「分かったよ、アリサちゃん」
誰が喋っているの?
それが理解できないぐらい、私の頭は混乱しているのだろう。
もー、なのはちゃんも教えてくれれば良いのに。こんなの学校でやるのは危険だよ。
私の部屋なら何も遠慮はいらなかったのに、学校だとキスだけで我慢しないといけない。
「んん!?」
失敗、かな?
なんとか理性を保とうと、私は努力していたのに。アリサちゃんは我慢できなかったんだね。
気付いた時には口内に侵入され、ザラっとした舌が私に絡み付いていた。
理性がどうとか、学校だからとか、そんなものが消えていく。
アリサちゃん。アリサちゃんと一緒にいられる幸せに、何も考えられなくなる。

――今日も幸せだね
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