ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。
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恥ずかしいので止めて ^^;
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時間がないので、UPのみです
幸せは日常の中にある。そう教えてくれたのは、彼女でした。恋とは特別なものだと、作法にのっとっていなければ、失敗してしまうと、無意味に怯えていたわたしにとって、それは衝撃的な事実。
幸せとは、数々の努力を積み重ね、2人の息が合って初めて得られる結果だと思っていました。幸せこそが目的であり、ゴールとなりうるものだと思い込んでいました。
お恥ずかしい話です。実際に真琴さんと恋人になった瞬間、それがゴールではなく、スタートであることを理解したはずなのに。幸せについては深く考えていなかった、わたしの浅はかさが露見する過去です。
しかし、教えて頂いた以上、これ以上の間違いは犯しません。わたしは、正しく幸せな日々を過ごすことにします。
ですから、真琴さんも、気付いて下さい。自分を責め続けるのは、お止め下さい。日常に解けてしまいそうな幸せも、特別な日における幸せも、どちらも幸せであることに変わりはないのですから。片側だけに絞ってしまうような、選択肢を狭めることは止めませんか?
手にはいる幸せは、全て頂いてしまいませんか? わたし達は、そういったものを目指しませんか?
真琴さんとであれば、それが出来そうな気がします。
ここにあること
さて、目下わたし達の幸せの障害となるものは、わたし達自身の考え方にあると、受け取り方にあるのだと、この前のデートで判明致しました。確かに、わたし達が付き合う上で、一定以上のルールが存在します。それはアイドルとしての地位を守るものであったり、財団の者としての立場を守るものです。お互いを尊重し、今の生活の上に幸せを得る為に、わたし達自身で決めたルールでした。
しかし、わたしはそれのみに縛られてしまうのは、勿体無いと考えました。多少のルール違反をしても、幸せを取りにいくべきだと、責めるべきだと考えたのです。この考えは真琴さんとは正反対であり、日常的に記者に囲まれている彼女には、分かって頂けるものではありません。
その上で、わたしは問題ないと、勝手に決め付けてしまったのです。続けていれば、いつかは真琴さんも分かってくれると、わたしの理想を、勝手に押し付けてしまっていたのです。恋人なのに、相談することもなく決めてしまいました。
ひどい話です。口では恋人だと、信じていると、そんな言葉をつむぎながら。心の底では、恐怖を抱えているままだったのです。
真琴さんに相談すれば、心配をかけてしまう。真琴さんと話し合っても、解決には至らない。そんなことを感じていたのでしょう。愚かだったとしか、反省のしようがありませんわ。
彼女はわたしの恋人として、色々なことを相談してくれたというのに。恋人になりたいと、好きだと告白してくれたのも、勇気をくれたのも彼女だというのに。わたしの頭にあったのは、今の状況を磐石にして、1つ1つの事柄に対処して、まるで計算を解いていくような、そんなつまらないことしかありませんでした。
だから、気付けなかったのでしょう。彼女が変わろうとしていたことに。幸せのあり方を変えようとした、そんな真琴さんに気付けませんでした。本当であれば、そんな時にこそ、わたしがフォローに回るべきだと言うのに。2人の幸せなのですから、わたしも一緒に悩むべきだったというのに、お恥ずかしい限りです。
「ねぇ、ありす。これって、いつまで続けるの?」
「いつまででしょう? わたしも初めての経験ですから、どうして良いのかが分かりませんわ」
わたしのふとももに乗っている、真琴さんの頭。心地よく、抱きしめてしまいそうになる重みが、わたしを幸せにしてくれます。なでれば、するりと指が抜けてしまう髪。ちょっとチクチクしたりもしますが、それすらも心地よく感じてしまい、笑顔が耐えることはありません。
どうして、こんなにも嬉しいのでしょうか? 真琴さんへの気持ちが、溢れてしまいそうになるのでしょうか?
わたしの体は大きくないですから、こんなにも詰め込んでいては、いつかパンクしてしまいますわ。真琴さんが好きだという気持ちを、愛しくてどうしようもない気持ちを、何かの形にしていかないと、幸せで何も出来なくなってしまいそうです。
「真琴さん、ちっとお耳をよろしいですか?」
「内緒話? ありすなら、いつでも歓迎だよ?」
「うふふ、それでは失礼しますわ」
特別なイベントなんて、必要ありません。場所も、近くの公園で良いのです。そこにわたし達さえ揃っているのなら、幸せな時が刻まれるのですから。
この気持ちを、真琴さんと共有できるのであれば、これが日常にある幸せなのでしょう。
「真琴さん、大好きですわ。ずっと、わたしと一緒にいて下さい」
「え……その、あの、あたしも好きだけど、ありすのこと好きだけど。ここで言っても良いの? 誰に聞かれてるか、分からないよ?」
「うふふ、本当のことですから、慌てなければ大丈夫ですわ」
好きという言葉を、この口から発する度に、彼女への愛情が深まっていく。彼女への気持ちが、わたしの心の深いところへと、広がっていくのを感じる。それが心地よくて、好意を伝えられることが嬉しくて、四六時中呟いてしまいそうになりますが、そこは自制しないといけません。
ちゃんとタイミングを選んで、真琴さんが受け取れる時にこそ、告げられる言葉なのですから。見逃さないように、真琴さんのことを追いかけていませんと、チャンスを逃してしまいますわ。
「そっか、ならいっぱい聞かせて欲しいな。あたしもいっぱい言うから」
「あら、そんなことを言っていると、眠れなくなってしまいますわよ?」
「大丈夫だよ、夢の中でもありすと出会ってるから」
わたし達は恋愛初心者ですから、このやり方が正しいのか分かりません。もしかしたら、近道が存在しているのかもしれません。
けど、わたし達の幸せなのですから、このペースで良いのかもしれませんね。
「夢の中のわたしに浮気とは。真琴さんもスミにおけませんね」
「ええっ? あたし、怒られるようなことしてるの?」
「どうなのでしょうか? わたしには分かりませんわ」
それにしても、夢の中のわたしに浮気するなんて、真琴さんもひどいですわ。お呼び頂けるのでしたら、いつでも参りますのに。
わたしを悲しませないで下さいな。
――あなたと共にあること。それが、幸せなのですから
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