ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。
※ 百合思考です。
最近は、なのは以外も書き始めました。
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プロフィール
HN:
らさ
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
自己紹介:
コメントを頂けると泣いて喜びます。
リンクフリーです。
ご報告頂けたら相互させて頂きます。
メールアドレス
yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
◇を@に変えて下さい
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恥ずかしいので止めて ^^;
寒い寒い
凍えてしまいそうな らさです
はい、先週はコミトレでした
込んでいる中、わざわざ足を運んでくださった親切な方々がチラホラ(泣)
グッズ系をお買い上げ頂いた方が多く、ちょっと嬉しかったり
次は ユニゾンイン(2月)→ヴォーカロイドパラダイス(3月)かなぁ
とりま、更新です
コミトレにて押し付けさせていただいたコピ本の原稿
ヴォーカロイド2シリーズ より
リン → レン 【とい☆ぼっくす】です
うん、頑張らないとなぁ
凍えてしまいそうな らさです
はい、先週はコミトレでした
込んでいる中、わざわざ足を運んでくださった親切な方々がチラホラ(泣)
グッズ系をお買い上げ頂いた方が多く、ちょっと嬉しかったり
次は ユニゾンイン(2月)→ヴォーカロイドパラダイス(3月)かなぁ
とりま、更新です
コミトレにて押し付けさせていただいたコピ本の原稿
ヴォーカロイド2シリーズ より
リン → レン 【とい☆ぼっくす】です
うん、頑張らないとなぁ
私の名前は鏡音リン。
電子の世界に生み落とされた、ヴォーカロイドの1人よ。
まぁ、正確にはレンと一緒に双子として生まれたから、2人と称するべきなのかもしれないけれど。
ところで、今日は私の片割れ、鏡音レンについて語らせてもらうわ。
どっちが姉で、どっちが兄かなんてことはどうでも良いから、そこらへんに置いといて……。
そうね、レンは可愛い男の子よ。
双子として生まれた私がこんなにも可愛いのだから、容姿は当然だけどね。
その、なんというか。そう、性格まで可愛いのよ。
メイコ姉さん、カイト兄さん。そして、ミク姉さんという優しい家族に恵まれているかしら?
何でも受け入れようとするし、誰かを疑うってことを知らないわ。
人に頼まれれば嫌とは言わないし……私も随分と助けてもらっているけど。
困っている人を放っておけない、そんな優しさを持っている。
でもね、そのせいで損をしていることだって、沢山あるはずなのよ。
勿論、困っている人を助けるな。そんなことは、言わないわ。
私だって、誰かを見捨てたりするのは嫌よ?
レンがそんなことをしたって聞いたら、ロードローラーで轢くわよ?
それでも、彼は知るべきね。この世の中、聞いてはいけないお願いがあることを。
ま、ここで思い知るわけだし、私は楽しいから良いけどね♪
「ねぇ、リン。リンってば……」
そもそも、男の子のクセに線が細すぎるのよ。肌だって綺麗だし、ドレスが似合い過ぎよ。
「だから、こんな目にあうのよ」
「そんなぁ。ボク、何もしてないよ?」
「黙りなさい!」
まったく、私が可愛くある為に多大な努力をしているというのに、何もしないでコレよ?
どう考えたって不公平だわ。私の時間を返しなさい。
「はぁ……それにしても、良く似合っているわ」
私が着ても恥ずかしくなりそうな、フリフリのドレス。
リップをぬっただけで、人目を引く唇。
そして、真っ赤なリボン。
ホント、どうして男の子に生まれたのよ? 女の子なら良かったのに……。
「似合ってても、嬉しくないよ。こんな格好、ボク嫌だよ」
「何よ? 私が褒めているのに、嬉しくないの?」
私のセンスに文句があるのね。
――チークでもいれてみようかしら? もっと可愛くなるわよ?
「その、さ。リンが褒めてくれるのは嬉しいんだけど。どうせなら、カッコイイところを見せたいよ」
「うるさいわね、レンのクセに生意気よ。私が3日間も寝ないで考えた、渾身のコーディネートよ? その衣装だって、この前のお給料全部でも足りないんだから!」
この年で働いていることに、少しだけ疑問はわくけれど。自由に使えるお金があるのは嬉しいわ。
ソれがなかったら、この衣装には手が出ないもの。
それにしても、可愛いわ。お財布が軽くなってしまったけど、値段以上の価値はあるわね。
「リン、努力する方向間違ってるよ。それに、3日間も寝てないだなんて、眠くない? 大丈夫?」
こんな私でも心配してくれるなんて、レンは優しいわね。少しは状況を考えなさい。
それにしても、上目つかいで見つめてくるなんて、犯罪よ?
速攻で部屋に持って帰って、愛でちゃダメかな?
「あのー、リン? なんだか目が怖いんだけど、何かあったの?」
いえ、そんな贅沢は言わないわ。独り占めするなんて、罪よ。
そうよ、抱きしめるだけで良いの。頬擦りするだけでも良いから。
頭を撫でさせてくれれば、それで良いから。
先週はミク姉さんとずっと一緒だったし、昨日はメイコ姉さんに邪魔された。
今日こそは、私がレンを可愛がるのよ!
「もしもーし。やっぱり疲れてるんじゃないの?」
はぁ、もう耐えられないわ。気が狂ってしまいそう……。
「レン」
「あ、良かった。やっと返事してくれたね」
この昂ぶりを収める必要があるのよ。
良いわよね? 私達は双子なんだし、遠慮なんかしないわよ。
「お姉様って、呼んで……」
他の言葉なんて不要よ。さぁ、その桜色の唇で囁いて。
他の言葉なんて邪魔なだけよ。さぁ、鈴のような澄んだ声で囁いて。
私の理性を溶かして――。
「えーと、お姉様?」
「はぅ……」
良いわ、良すぎるわ。
ずきゅーんって。何かが、私の中を駆け抜けたわ。
電気が流れたみたいにビリビリってしたの。
でも、良いの。そんなの気にならないわ。
「レ、レン」
「ねぇ、そんなにクネクネしてどうしたの? もしかして、どこか悪いんじゃないの?」
「もう1回。もう1回呼んで頂戴」
あの衝撃をもう1度。あの快感を、もう1度。
あの、痺れるような感じを私に!
「お姉様! そんなことより、本当に大丈夫なの?」
「はぁ、可愛いレン。……もう、いけない子ね」
腕の中に収まる華奢な体。抱きしめたら折れてしまいそうな程、細い。
でも、そんなの関係ないわ。
思いっきり抱きしめて、頬擦りして、頭を撫でちゃうんだから!
双子とか、男の子とか、今の私には小さなことよ。私が足を止める理由にはならないわ。
誰が何と言おうとも、私は全力で愛でるの。レンを愛でるの!
「わっ、ちょっと、リン! そんなにきつく抱きしめたらダメだよ。服がシワになっちゃうよ」
「大丈夫よ。シワになったとしても、あなたの可憐さが失われることはないわ」
それぐらいでは霞みもしないわよ? 失われる筈がないでしょ。
それに、シワがついて、少し乱れれば色気まで加わって――もぅ、あなたは私を壊してしまうつもりなの?
「それに、そんなにきつく抱きしめられたら……その、胸が当たってるんだよ!」
「今はそんなの気にしないわ。十分に感じて良いわよ。後でたっぷりとお仕置きして、あ・げ・る」
「理不尽だよ。ねぇ、リン本気なの? ボク、何だか身の危険を感じるんだけど」
私の言葉に腕の中で震えだすレン。
ふふ、その怯えた顔もたまらないわ。虜になっちゃいそうよ。
ホント、双子だっていうのに、この可愛さは犯罪だわ。
過ぎ去る日々。流れゆく時。
人の手で生み出され、人の手を離れし者達。
彼女達は感情を持ち、誰かの為に涙する。
彼女達は感情を得て、誰かのことを愛する。
その心が行き着く先は既に分からず、戻ることも出来ない。
その恋の行く末を見届けることは叶わず、願うしかない。
彼女と彼に、その未来に幸福を。
彼女と彼、その恋心に祝福を。
電子の世界に溢れる愛。
――アナタは今、幸せですか?
電子の世界に生み落とされた、ヴォーカロイドの1人よ。
まぁ、正確にはレンと一緒に双子として生まれたから、2人と称するべきなのかもしれないけれど。
ところで、今日は私の片割れ、鏡音レンについて語らせてもらうわ。
どっちが姉で、どっちが兄かなんてことはどうでも良いから、そこらへんに置いといて……。
そうね、レンは可愛い男の子よ。
双子として生まれた私がこんなにも可愛いのだから、容姿は当然だけどね。
その、なんというか。そう、性格まで可愛いのよ。
メイコ姉さん、カイト兄さん。そして、ミク姉さんという優しい家族に恵まれているかしら?
何でも受け入れようとするし、誰かを疑うってことを知らないわ。
人に頼まれれば嫌とは言わないし……私も随分と助けてもらっているけど。
困っている人を放っておけない、そんな優しさを持っている。
でもね、そのせいで損をしていることだって、沢山あるはずなのよ。
勿論、困っている人を助けるな。そんなことは、言わないわ。
私だって、誰かを見捨てたりするのは嫌よ?
レンがそんなことをしたって聞いたら、ロードローラーで轢くわよ?
それでも、彼は知るべきね。この世の中、聞いてはいけないお願いがあることを。
ま、ここで思い知るわけだし、私は楽しいから良いけどね♪
「ねぇ、リン。リンってば……」
そもそも、男の子のクセに線が細すぎるのよ。肌だって綺麗だし、ドレスが似合い過ぎよ。
「だから、こんな目にあうのよ」
「そんなぁ。ボク、何もしてないよ?」
「黙りなさい!」
まったく、私が可愛くある為に多大な努力をしているというのに、何もしないでコレよ?
どう考えたって不公平だわ。私の時間を返しなさい。
「はぁ……それにしても、良く似合っているわ」
私が着ても恥ずかしくなりそうな、フリフリのドレス。
リップをぬっただけで、人目を引く唇。
そして、真っ赤なリボン。
ホント、どうして男の子に生まれたのよ? 女の子なら良かったのに……。
「似合ってても、嬉しくないよ。こんな格好、ボク嫌だよ」
「何よ? 私が褒めているのに、嬉しくないの?」
私のセンスに文句があるのね。
――チークでもいれてみようかしら? もっと可愛くなるわよ?
「その、さ。リンが褒めてくれるのは嬉しいんだけど。どうせなら、カッコイイところを見せたいよ」
「うるさいわね、レンのクセに生意気よ。私が3日間も寝ないで考えた、渾身のコーディネートよ? その衣装だって、この前のお給料全部でも足りないんだから!」
この年で働いていることに、少しだけ疑問はわくけれど。自由に使えるお金があるのは嬉しいわ。
ソれがなかったら、この衣装には手が出ないもの。
それにしても、可愛いわ。お財布が軽くなってしまったけど、値段以上の価値はあるわね。
「リン、努力する方向間違ってるよ。それに、3日間も寝てないだなんて、眠くない? 大丈夫?」
こんな私でも心配してくれるなんて、レンは優しいわね。少しは状況を考えなさい。
それにしても、上目つかいで見つめてくるなんて、犯罪よ?
速攻で部屋に持って帰って、愛でちゃダメかな?
「あのー、リン? なんだか目が怖いんだけど、何かあったの?」
いえ、そんな贅沢は言わないわ。独り占めするなんて、罪よ。
そうよ、抱きしめるだけで良いの。頬擦りするだけでも良いから。
頭を撫でさせてくれれば、それで良いから。
先週はミク姉さんとずっと一緒だったし、昨日はメイコ姉さんに邪魔された。
今日こそは、私がレンを可愛がるのよ!
「もしもーし。やっぱり疲れてるんじゃないの?」
はぁ、もう耐えられないわ。気が狂ってしまいそう……。
「レン」
「あ、良かった。やっと返事してくれたね」
この昂ぶりを収める必要があるのよ。
良いわよね? 私達は双子なんだし、遠慮なんかしないわよ。
「お姉様って、呼んで……」
他の言葉なんて不要よ。さぁ、その桜色の唇で囁いて。
他の言葉なんて邪魔なだけよ。さぁ、鈴のような澄んだ声で囁いて。
私の理性を溶かして――。
「えーと、お姉様?」
「はぅ……」
良いわ、良すぎるわ。
ずきゅーんって。何かが、私の中を駆け抜けたわ。
電気が流れたみたいにビリビリってしたの。
でも、良いの。そんなの気にならないわ。
「レ、レン」
「ねぇ、そんなにクネクネしてどうしたの? もしかして、どこか悪いんじゃないの?」
「もう1回。もう1回呼んで頂戴」
あの衝撃をもう1度。あの快感を、もう1度。
あの、痺れるような感じを私に!
「お姉様! そんなことより、本当に大丈夫なの?」
「はぁ、可愛いレン。……もう、いけない子ね」
腕の中に収まる華奢な体。抱きしめたら折れてしまいそうな程、細い。
でも、そんなの関係ないわ。
思いっきり抱きしめて、頬擦りして、頭を撫でちゃうんだから!
双子とか、男の子とか、今の私には小さなことよ。私が足を止める理由にはならないわ。
誰が何と言おうとも、私は全力で愛でるの。レンを愛でるの!
「わっ、ちょっと、リン! そんなにきつく抱きしめたらダメだよ。服がシワになっちゃうよ」
「大丈夫よ。シワになったとしても、あなたの可憐さが失われることはないわ」
それぐらいでは霞みもしないわよ? 失われる筈がないでしょ。
それに、シワがついて、少し乱れれば色気まで加わって――もぅ、あなたは私を壊してしまうつもりなの?
「それに、そんなにきつく抱きしめられたら……その、胸が当たってるんだよ!」
「今はそんなの気にしないわ。十分に感じて良いわよ。後でたっぷりとお仕置きして、あ・げ・る」
「理不尽だよ。ねぇ、リン本気なの? ボク、何だか身の危険を感じるんだけど」
私の言葉に腕の中で震えだすレン。
ふふ、その怯えた顔もたまらないわ。虜になっちゃいそうよ。
ホント、双子だっていうのに、この可愛さは犯罪だわ。
過ぎ去る日々。流れゆく時。
人の手で生み出され、人の手を離れし者達。
彼女達は感情を持ち、誰かの為に涙する。
彼女達は感情を得て、誰かのことを愛する。
その心が行き着く先は既に分からず、戻ることも出来ない。
その恋の行く末を見届けることは叶わず、願うしかない。
彼女と彼に、その未来に幸福を。
彼女と彼、その恋心に祝福を。
電子の世界に溢れる愛。
――アナタは今、幸せですか?
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