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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
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らさ
年齢:
31
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
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SS書き・ステカつくり
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リリマジお疲れ様でした。
個人的な後悔が残りましたので、次はもう一歩成長した姿でお会いできるでしょう。

さて、それはそれとしてUPです
ヴィヴィオ&フェイト  私の彼女の日常

いやはや、なんだかもつれた物語が出来そうです。


心の中に渦巻くものって、何でしょうか?
それは、明るい感情ですか? それとも、暗い感情ですか?
未来に向かう思いですか? 過去に縛られている思いですか?
それを解決する為の手段は見つかりますか? 自分だけで解決できる思いですか?
誰もが一度は抱えたことがあるのかもしれません。誰にだって理解できるような、そんな感情なのかもしれません。
だけど、今の私には、高町ヴィヴィオとなった私には解決できません。
良くある事だと、事象的には理解しました。自分自身の心は把握していますし、自分の置かれている周囲の状況も理解しています。
ドライに考えれば、解決策もあっさりと見つかっています。
だから、現状としては解決に向かっているはずです。心の中に渦巻いてしまっている感情に、出口を見つけてあげられるはずだったんです。
なのはママを好きになってしまった、許されてはいけない思いだって、ちゃんと解決できたんです。
感情を抱いた、なのはママをなぜ好きになってしまったのかも、しっかりと考えました。
親子だから好きになったのでもなく、傍にいたから好きになったのでもありません。守ってくれたから好きになったのではありません、それだけの理由ならフェイトママにも恋心を抱くはずです。
なぜ、好きになったのか。なぜ、好きになったのは、なのはママだったのか?
どこを好きになったのか。なぜ、無駄だと知りつつも惹かれてしまったのか。
それは、きっと真っ直ぐだったから。誰に対しても、子供でしかない私に対しても真っ直ぐだから、あの瞳に惹かれたんです。
強く真っ直ぐな瞳。諦めることが嫌いで、優しくなるときもあれば、怒りに燃えるときもある瞳。
それなのに、朝は弱いんですよね。フェイトママからの連絡が遅れただけで泣いたり、完全武装で飛び出そうとしたり。色々と情けないところも、親子になって以降で知りました。
ただ、不思議なことに、そういった情けないところを見ても、嫌いになることはありません。むしろ、更に惹かれた私がいるのが事実。
一度くらい嫌いになっても良い筈なのに、自分の気持ちに疑問を抱いても良い筈なのに。どうしてなんでしょうね。
まぁ、私の気持ち云々を伝えるわけにはいかないので、結果的には一緒なんですけれど。
なのはママの恋人は、フェイトママなんです。私はただ、憧れて、娘という立場で傍にいられるだけなんですよ。
それに、私からしてもお似合いの2人なんですよ? 邪魔してまで、2人の関係を壊してまで、自分の幸せを掴もうなんて思えないんですよ。
ずっと一緒にいて、色々な壁を乗り越えてきた――今の幸せを掴んだんですから。
それに、普通に考えればおかしいことかもしれませんが、私はフェイトママだって好きなんです。
恋愛感情がないだけで、家族として、人間として大好きです。
だって、格好いいじゃないですか。優しくて、女性らしい悩みも持っていて。こんな大人になりたいって、目標に出来る人です。
ただ、苛烈なほどに自分を追い込むところと、優しすぎるところは直して欲しいんですけどね。
「ヴィヴィオは、なのはに恋をしているんだね」
何を隠そう、今回私が悩まなければいけなくなったのは、他ならないフェイトママの言葉が原因なのですから。
珍しく、なのはママだけが欠けている食卓。ちょっとだけ寂しさを覚えながらも、美味しい朝食に感謝していたところだったんですよ?
フェイトママが作ってくれる料理は、なのはママよりも甘めだなーとか。こっそりと私の好きな味に変えてくれていたりだとか。凄いなって、やっぱり凄い人なんだって感じていただけなのに。
どうして、急にそんな話になったのでしょうか?
なのはママにいってらっしゃいも言えなくて、落ち込んでいても不思議ではないはずです。
フェイトママに抱きついて、朝の挨拶をしても何も問題はないはずです。
隠していたはずの、誰にもばれていないはずの気持ちを、なぜ知っているんですか?
それも、よりにもよって、唯一のライバルともいえるフェイトママに。
なぜ、どうしてばれたの? それとも私の聞き間違いで、好きなんだねって言われただけかな?
うん、そうだ。そうに決まっている。私は、なのはママも、フェイトママも大好きなのだから、何も間違っていない。
「どうしたの? ヴィヴィオは、なのはに恋をしているんでしょ? 隠さなくてもいいんだよ?」
いえ、良くありません。ついでに、完全にばれているみたいですね。
けど、ばれているからといって、正直に話せるような状況ではないはずです。
ここはなんとか誤魔化して、素早く離れなければ。早く、この食卓から逃げなければ。なんだか、取り返しの付かないことになりそうで、怖いんです。
この口が、特製オムレツのつまっているこの口が、喋ってしまいそうで怖いんです。
「ふふ、そっか。素直に言うのは辛いかな? 大丈夫、なのははまだ気付いてないみたいだよ」
なぜ、フェイトママがそんなことをしっているのか、理由を尋ねるのはヤボというものでしょう。
何にしても、現状は凄くやばいです。退路を見つけて、迅速なる撤退を行わなければ。
ここで喋ってしまうわけにはいかないんです。お願い、見逃してください。
「逃げようとしなくても良いよ。怒る理由なんてないし、ヴィヴィオも一緒の気持ちなんだって分かって、ちょっと嬉しいだけだから」
むぅ、それは余裕ですか? なのはママの愛情を手に入れているという、恋人でいられていることによるものですか?
流石に悔しいですよ? 娘という立場でしかない、憧れているだけに過ぎない私だとしても、悔しいですよ。
それにしても、フェイトママってこんなことを言う人だったんでしょうか?
「けどね、ごめんね。私もなのはが好きだから。ヴィヴィオが相手だとしても、譲れないんだ。大人気ないと、フェアじゃないといわれても、譲れないんだ」
「それは、どういう意味ですか?」
私が獲得している、今の立場。唯一、私がすがれる立場。それは、なのはママの娘であること。
娘であり、高町の苗字を関しているからこそ、この家にいられるのだ。
もちろん、そこに至るまでの過程でいろんな人のお世話になった。迷惑をかけて、それでも助けてくれた。
だからこその立場だと、自分の居場所だと理解している。
そして、目の前にいるフェイトママは1番とも言える功労者であり、私が1番感謝している人でもある。
その彼女が敵に回るのだとしたら、私に悪意を向けるのだとしたら。私は、この家にすらいられなくなるのかもしれない。
なのはママに会うことも許されず、F計画の結果として、どこかの研究施設にでも売り飛ばされるのだろう。
悲しいけれど、あり得た未来が廻ってきただけなのだから。逃げられない。
「私は、なのはの恋人という立場は譲らない。恋人という立場のままで、ヴィヴィオと争うよ!」
「……あれ?」
なんというか、なんと言っていいのか。正直なところ、言葉がなくなってしまいそうだ。
嫌がらせをする為の宣言だと思ったのに。身の危険すら感じていたというのに。
全部、私の思い込みってオチですか?
「だって、ヴィヴィオの気持ちに口を出すような、そんな権利は私にはないよ。ヴィヴィオの気持ちは、ヴィヴィオだけのものだから。正目からぶつかっておいで」
「ストップ。フェイトママ、ストップです」
つまり、あれですか?
私がなのはママに恋をしているのは、何も問題ないと。私が好意を伝える為に行動しても、邪魔するつもりはないと。
フェイトママは恋人というポジションを維持したまま、今までと同じように動きますよって。ただ、それだけのことですか?
私の気持ちを笑うこともなく、否定することも、ののしることもなく。
全ての判断は、誰と一緒にいたいと思うかは、あくまでなのはママに任せるということですか?
「フェイトママは、否定しないんですか?」
「何を否定しないといけないのかな?」
くぅ、この人は。いや、私の両親は2人ともか。
争いを好まないというか、ありのままを認めてくれるというか。ここまでくると、どうしていいかがわからないです。
「私は、なのはママに恋をしているんですよ? あなたの恋人に、恋慕を向けているんですよ」
「うん、否定なんてしないよ。だって、ヴィヴィオは恋をしているんでしょ?」
恋はしていますよ。もう偽れないくらいには、止められないくらいには好きですよ。
だけど、あなたが肯定するんですか? 恋人であるあなたが、私のことを認めてしまうんですか?
「どうしてこう、お人好しなんですか? 私がおかしいんですか? なのはママを独占したいと、誰にも触れさせたくないと思うことはないんですか?」
「んー、思わなくもないけれど。それはいけないことだと思うんだ」
独占したいと思うことが、好くな人を離したくないと思うことが、いけないことだって言うんですか?
分かりません。私には、分かるはずないでしょ?
こんなにも苦しんでいるのに、なのはママに振り向いて欲しくて、フェイトママ以上の愛情を受け取りたくて。
だけど、それは許されないと。恋心に決着をつけようと苦しんでいた私に、それを言うんですか?
「ヴィヴィオ、好きだと思う気持ちは大切だよ。とても綺麗で、曇らせてはいけない思いだと思うよ。全てに勝ると、そういえる思いだよ」
「だったら、なぜ。なぜ、行動に移そうとしないんですか。私には、私には分かりません。フェイトママの言っていることが、フェイトママが許してくれる理由が分かりません」
「理由なんてないよ?」
――私、おかしいこと言いました?
どうして、そこに理由が存在しないんですか?
「人が人を好きになるのに、理由なんてないよ。ただ、好きになるだけなんだ」
人が人を好きになる。そこには理由があるはずですよ?
好きになる為の理由が、惚れこむだけの理由が。何かあるはずです。
ただ、好きになるだけなんて。それで満足できるなんて、私には分かりません。
「それにね、いくら好きだからと言って、相手の言動を縛ってしまうのは良くないよ。私がなのはの言葉を、気持ちを決めてしまってはいけないんだ」
むぅ、そこに関しては何も言えません。
さっきまでの自分が間違っていたことも、フェイトママの意見が正しいことも理解できてしまいましたから。
そこにあるはずの自由を、奪ってはいけないと学びましたから。
「振り向いてもらえるように、好きでいてもらえるように努力するよ。好きだよって、気持ちは伝え続けるよ」
自分自身の行動は、自分でしか決められない。
相手の行動は、相手の意思にのみ委ねるべき。何かで縛るような、強制するようなことをしてしまっていては、恋愛とは呼べない。
「ただ、私がしても良いのはそこまで。そこから先は、なのはが決めることなんだ」
フェイトママの考え方は綺麗過ぎます。理想論とすら言えるでしょう。
「もちろん、これは私の考え方だけどね。なのはもそうであってくれたら嬉しいなって、それくらいは思うよ」
だけど、それを貫いているのであれば。貫き続けてここまできたのであれば、それこそがなのはママの求めているものだから。
正しいといえるのでしょう。
「はぁ、どうしようもないですね」
「大丈夫、ヴィヴィオ?」
「大丈夫です。何も問題はありません。ありがとうございます」
やっぱり、私には勝てないんですよ。私では、フェイトママに勝てないんです。
今の会話を通して、それを理解してしまいました。自分の小ささを、醜さを理解してしまいました。
ついでに希望まで与えてくれるのは、正直やりすぎだと思いますけどね。
 
――自由な心には、飛ぶ力が宿るんですね
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