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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
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らさ
年齢:
32
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男性
誕生日:
1986/07/28
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SS書き・ステカつくり
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(・w・) たまには、二次創作から離れてみる
     
(・w・) 1HSSでそんな無謀なこと、しちゃダメですね!

テーマ:初恋 をUPです

 

「好きな人が出来ました」
高校生にもなって今更、と思う人もいるかもしれない。私だって、そう思うし、呆れている部分もある。
けど、これは日記に書きとどめるに値すること。私の初恋に関するものなんだから。
この日記を読み返している未来の私からすれば、笑いのネタくらいにしかならないかもしれないけど、今の私はとってもドキドキしているの。
昨日までの不思議が全部つながって、あいつへのイライラや不安の正体が分かって。
けど、すっきりするのと同時にとても怖い思いもしている。
だって、初恋なのよ? 初・恋。
私の人生において、ただ1回しか訪れないものが、今私にきてるの?
分かる? このどきどきは今だけのものなのよ。
周りのみんなに聞いたら、初恋は実らないとか言われちゃったけど、どうなのかな。ちょっと心配。
会える時間だって少ないし、他のみんなに比べれば、ちょっと不利かも。
うぅ、ダメ。悩んでいても、何も伝わらないわ。
頑張れ、私。今日は、もう寝ます。


     ◇


嘘よね。そんなはずないわ。
クラスの友達に指摘されて気づいたのだけど、私ってあいつのことが好きなの?
見た目は悪くないし、性格だって良い方だとは思う。この前だって、倒れそうになった私を支えてくれたし、幼馴染だからって差し引いても、高得点だわ。
ちょっとだけヘタレだけど、そこは別に気にしないからOKと。
でも、それだけの理由では好きになれないし、ならないわよ。
私には歌手としての仕事もあるし、モデルとか見た目だけなら良い男もいっぱいいるんだから。
背が高く色気の溢れるお兄さんとか、女の私が嫉妬するほどに綺麗な男のことか。いっぱい、いるんだから。見た目だけで惹かれないってのは、自信がある。
けど、あいつみたいな優しさを持っている奴は、中々いないのも事実よね。泣きわめく私をなだめて、文句も言わずに傍にいてくれる。
我儘を言い過ぎた時には怒ってくれるし、頼った時にはなんとかしようとしてくれる。そのせいで怪我なんかしちゃったりして、それなのに私は悪くないって庇ってくれるし……なんなのよ、もう。親でもないのに、どうしてそこまでしてくれるの? ほんと、分からない。
あいつにだって、あいつの事情はあるはずなのに。どうしてここまで私を優先してくれるの?
どうして、そこまで私に構おうとするの?


     ◇


好き。そう、これが好きってことなんだ。
ふふ……そっか、私はあいつが好きなんだ。
この前気づいてしまった気持ち、この前初めて知った気持ち。
これが誰かを好きになるって気持ちなんだ。
「好き」って言葉なら、何度も何度も口にしている。歌としてなら誰にでも、どこででも伝えている。
それはただ綺麗な言葉だった。形はあるけど触れなくて、実感を伴わない言葉だった。
本当の「好き」も、同じ感じだと思っていたけれど、それだけではなかった。
私の心にストンと降りてきた事実。それはとても温かかった。綺麗なだけでなく、憧れるだけではなく、包んでくれるような温かかさと、笑顔になれるような優しさを持っていた。
正直、舐めていたわ。恋だと、愛だと騒ぎ立てているみんなを、私は冷めた目で見ていた。
そんなものを追いかけて、何になるのだろうと。
みんなが騒いでいるモデルさん達も、色々と抱えているのに表面しか見えていない。
恋だってそれと同じでしょって、心の中では笑っていたの。
好きだって、恋をしたって何も変わらないって、そんなふうに思っていたわ。
けど、違った。現実は、私の思っているほど簡単なものではなかった。
あいつを見るだけでドキドキして、今までなら気にしなかった距離が気になって、見つめられているとうまく喋れなくなって。病気かなって、一時期は悩んだりもしたんだから。
けど、正体が分かれば簡単だった。私の心が決まってしまえば、簡単だった。
あいつのことを考えるだけで、熱があるみたいにふわふわする。
あいつと話しているだけで、耳まで真っ赤になってしまう。
それは恋をしているから。あいつのことを意識しているから。とても単純な、それだけのこと。
はぁ、今日はもう疲れました。
あいつと話をして、ショッピングに行って、ファンに囲まれて――
あいつがいるから、楽しかった。
多少のトラブルも、笑顔で乗り越えられた。
これが恋をしていることだって、そう思い知らされたわ。
どんな態度を取れば良いのか、どんなふうに告白すれば良いのか、まだ分からない。
だけど、この胸から想いが消えない限り、何も心配しなくて良いわ。

――恋って、大変ね

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