テーマ：熱帯夜

 フミカネ氏の描いた、イケメン　エイラさんにやられました
なに、あれ　カッコイイんですけど！

あ、ペリーヌさんは予想の斜め上は行かれましたが、なんとかセーフです
……跪けば良いんですよね？

（・ｗ・）　今日も絶好調ー★

エイラーニャ　テーマ：熱帯夜です

 テーマ：熱帯夜

 

「暑い……」

月の光に映し出され、白と黒とのコントラストに染められた世界。

風の音と、遠方にあるラジオの電波だけが響く、静かな世界。

いつもであれば過ごしやすい世界のはずなんだけど。

「暑い……」

今日は、ダメみたい。

高度航空をすることにより、地上の熱は届いていないはずなんだけど。この星自体が暖まっている以上、どこへいったとしてもこの暑さからは逃げられない。

オラーシャにだって夏はあったけれど、こういった暑さではなかった。

期間が短く、農作物にとっての大切な時期というイメージだけ。じっとりとした、こんな暑さではない。

こちら側にきて、それなりの時間は経過しているはずなんだけど――慣れるのはまだまだ先になってしまいそう。

「また、切れた」

そして、この暑さにやられているのは、何も私だけではない。

夜間哨戒時に私を楽しませてくれる、ラジオにも大きな影響をもたらしていた。

ある程度までの気温であれば関係はないのだけど、反射を利用して電波を発信している以上は、どうしても影響を受けてしまう。

何よりも、私自身の集中力が乱されてしまうので、どうしても感度が低下してしまっている。

うぅ……今日聞くはずだった放送は、お気に入りだったのになぁ。

設備が不十分なままに、なんとか放送を続けいている局もあるし、いつ聴けなくなってしまうかも分からないのに、これは勿体ない。

「携帯ラジオ……申請してみようかな？」

作戦に使えないこともないし、感度の調整さえすれば上空でも使えるはず。

少し、考えてみよう。

 

――それにしても熱い