忍者ブログ
ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
プロフィール
HN:
らさ
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
自己紹介:
コメントを頂けると泣いて喜びます。
リンクフリーです。
ご報告頂けたら相互させて頂きます。


メールアドレス
yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
◇を@に変えて下さい
当ブログ内のSSは無断転載禁止です。 恥ずかしいので止めて ^^;
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

次の記事:現状報告です

前の記事:ザフィーラ奮闘記
なのはさん、誕生日おめでと~ございます☆


そんな訳でなのは誕生日SSです。
今までまったりのんびりだった、なのフェイ。ここらで舵をきりますよ~







3月15日、今日は私の大切な恋人である高町なのはの誕生日。
何とか皆で都合をつけ、翠屋で誕生パーティーを開く事ができた。
「おめでとう、なのは」
「おめでとう、なのはちゃん」
「おめでと、なのはちゃん」
「まぁ、祝ってあげるわ。おめでと、なのは」
4人共がちょっとずつ違う祝福し、
「ありがとう、みんな。私嬉しいよ」
なのはが極上の笑顔で返す。私たちが贈ったプレゼントも非常に喜んでくれた。
いつもよりもお洒落をしているなのはは、キラキラと星のように光っていて綺麗だ。
私が贈った白いレースのリボンも着けてくれていて、贈った者としては非常に嬉しい。ちょっと崩れやすいのが難点だけど、可愛らしいなのはには良く似合う。
お礼を言いながら抱きつかれた時に、ふわっとなのはのにおいがして頭がくらくらした。
うぅ、ダメダメしっかりしろフェイト・T・ハラオウン。なのははただお礼を言っているだけだ。けして、そういった意味がある訳じゃない。
・・・実はもう一つプレゼントを準備しているけどそっちは内緒。
は、恥ずかしいし、みんなの前だと渡せないよ―――



誕生パーティーが終わった後、士郎さんと桃子さんにお願いして宿泊の許可を貰った。母さん達には前もって話してあるので問題は無い。
準備もバッチリ整えてきたし・・・心配は何も無いはずだ。
とても恥ずかしい事だけど雛祭りの時はなのはが頑張ってくれたんだ。今度は私の番、勇気を振り絞って答えないとダメだ。
「どうぞ、フェイトちゃん」
「あ、ありがとう」
そんな感じで決意を固めた私はなのはの部屋に居る。
別に何をしている訳でも無いのだけど、落ち着く場所。そして、これからの思い出も作っていく場所。
「で、でも急なお泊りだったね・・・」
「えっ?・・・もしかして迷惑だった?」
そういえば、自分の心を決めたり準備をしたりで、なのはの都合を聞いていなかった事を思い出した。
何か予定があったのだろうか・・・
「ううん、全然。予定なんて無いし、フェイトちゃんが泊まりに来てくれるのはいつでも大歓迎なんだけど・・・その、ね」
チラチラと私の事を見ながら話すなのは。言いたい事があるのに言えない感じだ。
そのもじもじとした仕草さえ可愛いのはちょっと反則だと思う。私をどんどんと溺れさせていって、もう絶対に離れなくさせるんだ。
まぁ、なのはにそんなつもりがなくても、私が絶対離れてあげないけどね。
「その・・・最近私・・・フェイトちゃんの事避けてたから。時々寂しそうな顔させちゃってたし・・・嫌われちゃったかなぁって思ってたんだ」
その事ならはやてに相談して解決済みだ。むしろ原因が私にあると分かってからは、別の意味でチョット辛かった。
「そんな事ないよ。なのははいつだって私に優しいよ」
・・・ごめんなさいと、謝るのも何だか変な気がする。う~ん、なんて言えばいいのかな?
「そ、それに・・雛な祭りの時の事まだちゃんと説明できてないし」
何て言うか・・・素直に私がなのはに迫りました。なんて言われても困るんだけどね・・・。
でもこれ以上なのはに気を使わせる訳には行かないな。だってそんな事の為に時間は使いたくないから。
「なのは・・・あの時の事はもう良いの」
「え?ど、どうして?私まだフェイトちゃんに説明・・・してないよ?」
「後でね良く考えたら・・・なのはは私に気をつかってくれたんでしょ?」
伝えられない事実と、伝えたい気持ちを抱えたままでいるのは苦しい事だもんね。でも、もう苦しまなくていいよ。
「甘酒で酔った私がなのはに迫って・・・でも、なのはは私の事を大切にしてくれて、その場の勢いに任せなかった」
「・・・知ってたんだ」
「気づいたのはさっきなんだけどね。でもやっぱりなのはは優しいね」
ちょっと嘘をついちゃったけど・・・コレぐらいなら良いよね?幸せになる為の嘘は必要だと思うから。
「でもね、危ないところだったんだよ?ちょっと油断したらフェイトちゃんの暖かさに溺れそうだったから・・・」
私が同じ状況だったら耐えられるかどうか分からない。・・・多分、無理だろう。
「うん・・だからなんだ・・・」
「え?何か言った?」
「そんな状況を乗り切ってくれた素敵な恋人、高町なのはさんにプレゼントがあります」
ここからが勝負だ。
逃げたくなるぐらい恥ずかしいけど、2人の未来の為に必ずやり遂げてみせる。
「・・・フェイトちゃんからの誕生日プレゼントはもらったよ?」
うん、リボンを贈ったよ。とっても喜んでくれたし、似合っていた。贈った私も嬉しかったよ。
でも、もう一つあるんだ。
「じ、実はもう1つあってね。わた・・・ごめん、ちょっと準備するから待っててね」
・・・舞台が整っていなかった。
あやうく滑りそうになった口を押さえ、私は廊下へと移動した。
はやての貸してくれた小説を元に、寝ないで考えた結果。私となのはが幸せになれて、なのはへのお礼も兼ね備えたプレゼント。これに私の気持ちを託す・・・。
カバンの中から用意してきた物を取り出す。急いで着替えてしまわないと、誰に見つかってしまうか分からない・・・。
「これでよし・・・」
あちこちがすーすーして寒いけど、これもなのはとの為だ。
さぁ、運命の扉を開こう。
「お、お待たせなのは―――」



「はふぅ」
思わずため息がこぼれてしまった。私、何やってるんだろう。
フェイトちゃんがお泊りをしてくれるのは・・・その、非常に嬉しいのですが・・・この前の事もあるし、理性が持つかどうか心配です。
あれ以来フェイトちゃんの裸を、はっきりと意識するようになってしまった。そのせいで、中々目を合わせる事すら出来ない。
歩み寄ろうと努力してくれているフェイトちゃんには悪いけど、今の私がフェイトちゃんと一緒にいるのはダメな気がする。
「でも、どうすればいいんだろうね・・・」
フェイトちゃんの"もう1つのプレゼント"に期待を膨らませながらも、私はちょっと憂鬱になっていた。
傍に居ちゃダメな気はするんだけど・・・離れる事が怖い。でも、離れないといつ襲っちゃうか分からない。―――とんでもないジレンマだ。
せめて床で寝ようかなと思っていたところ、フェイトちゃんが帰ってきた。
「お、お待たせなのは。着替えるのちょっと時間かかっちゃった」
「ううん、大丈夫だよって、何その格好っ・・・むぐっ」
危ない!今、滅茶苦茶危なかった!
フェイトちゃんのあられない姿に、思わず全力全開で叫びそうになった。
「フェ、フェイトちゃん、その格好どうしたのかな・・・?」
裸身の上にリボンを巻きつけただけというその格好はとても綺麗で、神秘的なんだけど・・・正直まずい。瞬間的に血が上り鼻血が出そうだ。
何とか冷静になろうと深呼吸を繰り返しても、部屋の中にフェイトちゃんの甘いにおいが充満していて逆効果だった。
「え・・・っと、その、似合わないかな?」
そんな事はありません!そんな事は無いから困ってるの!
その格好で首をかしげるなんて・・・いつ私の理性が焼ききれるかわからない。
「だ、大丈夫だよっ!もう今にも襲っちゃいそうなぐらいに可愛いよっ!」
滑らかな肌の上に、そっと巻いただけのリボン。胸の先端と、大事な場所し隠していないその姿・・・必死に押し倒そうとする自分を宥めながら返事をする。
「そう、良かった」
そう言って微笑んでくれるのは物凄くうれしいけどリボンがうっすらと透けていて・・・って、あぁ、もう!フェイトちゃんが可愛過ぎるのが悪いんだからね。
それに・・・昨日私が妄想していた通りの姿をしてくれるなんて、反則だよ。
「なのはへの誕生日プレゼントはさっきのリボンと、その・・・」
真っ赤になって視線をあっちこっちに彷徨わせているフェイトちゃん。
もう、だめ・・・その表情はだめだってば・・・。
「わっ、私なんだけど・・・貰ってくれますか?」
この姿を可愛くないっていう人がいるなら、全力全開のスターライトブレーカーでぶっ飛ばしてあげる。
「私の初めてを・・・なのはが貰ってくれますか?」
その時、私の仲で何か切れる音がしたと思う。
ごめんなさいリンディさん、クロノ君。貴方達の大事な家族をたべちゃいます。今度、挨拶に行くので許して下さい。
「ほ、本当に良いんだね?」
暴れまわる欲望と、既に切れてしまっている理性。それでも何とか確認の言葉をかける。
「う、うん」
返事は幾分か硬いものだったけど、きっと緊張の為だろう。
「途中で絶対に止まれないよ?」
「なのはになら何をされてもいいよ」
そう言ってニッコリ笑うフェイトちゃんは天使みたいで、あどけなくて暫く見つめてしまった。・・・せめて精一杯優しくしよう。それだけは心に決めておかないとね。
本人の同意を得た事もあり、これで私は最高のプレゼントを貰う事になる。
フェイトちゃんの唇も、フェイトちゃんの胸も、フェイトちゃんの大事な所だって・・・全部私のものなんだ。夢じゃない、幻じゃない。そんな暖かさが私を包んでくれるんだ・・・。
「な、なのは、どうぞ。召し上がれ」
唯でさえ理性なんて飛んでいる所に、上目遣いにそんな事を言うから、一気に押し倒してしまった。
「んっ・・・」
ゆっくりと、だがしっかりと抱きしめながら・・・。


熱い吐息と軋むベッドの音、恋人達の夜は更けていく―――









なんて言うか・・・色々とごめんなさい。私にはこれで限界でした(オイ
カット以降の部分は諸兄らの妄想にお任せしますが、甘めにお願いしますね(何
まぁ、コレで終わりでは無いのでもっともっと甘く書けるよう、精進します。


アリすずいつになるのかなぁ・・・(遠い目

PR
次の記事:現状報告です

前の記事:ザフィーラ奮闘記
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メール
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
誕生日SS
更新乙です!
カットの部分の妄想なら任せて下さい(ぇ
リリカル脳で補完しておきますねwww

アリすずも楽しみにしています。
[ 2008/03/15 21:40 なのはな 修正 ]
コメントレス
>なのはなさん
ありがとうございます。
妄想はお任せしましたよっ♪

ア、アリすずは・・・う~ん、頑張りますw
[ 2008/03/16 07:46 らさ(管理人) 修正 ]
この記事にトラックバックを送る
この記事へのトラックバックURL:
- HOME -
ピックアップ
web拍手
VOCALOID関係
その他リンク
Powered by  [PR]
 | 忍者ブログ