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どうも、土曜日は局ラジを聞きつつも更新しなかったアフォーらさですw
管理局通信の原稿で死んでましたごめんなさい。
さて、熱くなってまいりましたが夏バテとかしてませんか?
まだまだ、始まったばかりですよ?
さて、無駄話もいい加減に……
【なのは×フェイトSS】 似た者同士 をUPです。
……出勤前の20分で書きました
短い&荒いですが、お許しください (ToT)
どうしても、朝upしたかったんです。
今日は七夕。
織姫と彦星と言う恋人が、1年に1度だけ会う事を許されたロマンチックな日。
「でも、悲しいよね」
大好きな人がいるのに、大好きな人に会いたいのに……1年に1度だけしか会えないなんて。
大きな川に遮られて、姿を見ることも出来ない。
大きな水音にかき消されて、声を聞くことも出来ない。
私も大好きな人がいるけど、そんなのは無理だなぁ。
毎日、姿を見られないだけで気持ちが沈んでしまう。
あの声を聞けないと思うだけで、元気がなくなってしまう。
「なのは……」
名前を呼ぶだけなんて切ないよ。
愛しているのに傍にいないなんて切ないよ。
たった1人部屋に残されて、大好きな人の帰りを待つだけなんて……。
恋をすれば女の子は強くなるって聞いたことがあるけど、ダメだなぁ。
私は全然強くなんてなれなかったし、どっちかって言えば弱くなってしまった。
いつも彼女の事を考えて、それだけで頭がいっぱいになってしまう。
織姫と彦星なんて、1年間会えないのにお互いへの愛を貫いている。
素敵だとは思うけど、真似は出来ないね。私には無理だよ。
綺麗だとは思うけど、真似したくないね。私には無理だよ。
大きな川に隔たれて、引き裂かれてしまうなんて……。
「そっか、そうすれば良いんだ」
会えない会えないって思ってたけど、会いに行けば良いんだよね?
川に隔たれていても、空に隔てれていても……例え、時空に隔たれていても飛んでいけば良いんだ。
私のこの気持ちを、ただ届けに行けばいいんだよね?
大丈夫、どこへだって届けてみせるよ。
私の想う気持ちはなくならないから、どこへだって飛んでみせる。
大丈夫、いつだって届けてみせるよ。
貴女を想う気持ちは真っ直ぐだから、いつだって迷わない。
そう、待っている必要なんてないんだ。
私が動けば良い。私こそが動くべきなんだ。
「バルディッシュ!」
『Yes sir.』
私にはこの子だっている。背中を押してくれる、この子がいる。
もう、迷いはない。
なのはに会いに行くよ!
「セーットア……」
ピーンポーン
――いいところだったのに、だれ?
何で邪魔するの?
「はぁ、仕方ないなぁ」
折角なのはに会いにいけると思ったのに。早々に帰って貰おう。
そう思って玄関のドアを開けた私は凍り付いてしまった。
だって、私の想像の中から抜け出た人がいたから。
だって、私の会いたかった人がいたから。
「にゃはは……寂しくなって会いに来ちゃった――」