ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。
※ 百合思考です。
最近は、なのは以外も書き始めました。
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らさ
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男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
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ご報告頂けたら相互させて頂きます。
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yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
◇を@に変えて下さい
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恥ずかしいので止めて ^^;
はい、日曜日です
……土曜日の午前中には仕上がっていたんですが
PC前に返ってこれませんでした orz
局ラジがぁー
と、まぁ、私の事情なんざ良いのです
くるくるっと丸めて、ゴミ箱へポイです
すずか×アリサ 「悲しくも、醜い願い」うpです
まぁ、タイトルのように重くはないです
元ネタとなっている曲のワンフレーズをひっぱったら、
こうなっただけです
はい、そんな感じで続きからどうぞ~
……土曜日の午前中には仕上がっていたんですが
PC前に返ってこれませんでした orz
局ラジがぁー
と、まぁ、私の事情なんざ良いのです
くるくるっと丸めて、ゴミ箱へポイです
すずか×アリサ 「悲しくも、醜い願い」うpです
まぁ、タイトルのように重くはないです
元ネタとなっている曲のワンフレーズをひっぱったら、
こうなっただけです
はい、そんな感じで続きからどうぞ~
あの日、私を抑制していたものがなくなった。
なのはちゃんとはやてちゃんと、3人だけのお茶会。
今はダメ。ここではダメ。
そう言って、私は甘い炎を胸にくすぶらせていた。
じわじわと私を蝕んでいく想いも好きだけど、やっぱり、ね。
はっきりと伝えられることが、1番だよ。
「アリサちゃん、大好きだよ」
「……突然、どうしたの?」
いつも通りの光景。
アリサちゃんがいて、私がいて、世界がある。
けど、今日ここからはもっと積極的な私になるんだ。
「なんでもないよ。ただ、口にしたかっただけ」
今までは、2人きりの時も遠慮していた気がする。
アリサちゃんを傷つけない為の手加減ではなく、私が逃げる為の遠慮。
アリサちゃんを想っての手加減ではなく、私が傷つかない為の遠慮。
そんなのは、もういらない。
綺麗なだけの愛なんていらない。
傷ついても良い。傷つけられても良い。
傷まみれになって、貫かれても良い。
未来の私達に誇れるような、そんな恋愛をする。
「意味もなく恥ずかしいこと言うの、止めなさい」
「ごめんね。けど、伝えたかったから」
一歩通行ではなく、アリサちゃんからも愛してもらえるように。
アリサちゃんが、私の方に踏み込んでくれるように。頑張らなきゃ。
私だけが愛しても、意味がないの。
私だけが押し付けても、意味がないの。
アリサちゃんが私を愛してくれるように、アリサちゃんの愛を押し付けてくれるように。頑張らなきゃ。
「アリサちゃんが好き、大好き、愛してる」
「それも言いたいだけなの?」
私の言葉が分からず、不思議そうな顔をするアリサちゃん。
私が言葉だけでは伝えられず、困っているアリサちゃん。
好きだよって伝えるのは大切。
自分の気持ちを言葉にして、相手に伝えるのは大切だから。
大好きだよって言うのは大切。
相手を安心させられて、自分の心を再確認できるから。
愛しているよって、言葉にするのは大切。
そんなの分かってる――
けど、それだけだと届かないよね。
「この言葉はね、何の意味も持たないの。言葉だけでは、何も伝えられないの」
「……そんなことはないけど。ホント、どうしちゃったの?」
私の口から飛び出て、アリサちゃんの耳に届いているはず。
私の心から出発して、アリサちゃんの心に到着しているはず。
けど、それは私の願い。私の妄想。
「アリサちゃんが好きだよ、愛しているよって。どんなに叫んでも意味がないの」
本当に届いているのか、アリサちゃんの心まで届いているのか。
私には分からない。
どんな感じで受け取ってもらえているのか、笑顔で受け取ってもらえているのか。
私は知らない。
「それは届かなきゃ、アリサちゃんの心に届けないなら、何の意味もないの」
届いていても、受け取ってもらえないかもしれない。
受け取っても、忘れられているかもしれない。
確認出来ない。一方通行だけでは、意味がないよ。
「大好きだよ、愛しているよって、行動で伝えないとダメなの」
私はアリサちゃんに、愛を届けたいの。
私は、アリサちゃんに愛して欲しいの。
「だからね、もう遠慮するのは止めようと思うの。私は、私の全てをかけてアリサちゃんを愛したいの」
我侭なのは、分かっている。
嫌われてしまうかもしれない。
我侭なのは、分かっている。
迷惑だって、言われるかもしれない。
けど、もう我慢出来ないから。このままは嫌だから。
「どんな時でも、どんなところでも、どんなことでも、愛を伝えたいの」
ゆっくり、のんびり。そんな恋愛は終わり。
もっと激しく、アリサちゃんと燃えあがりたい。2人で燃え尽きたい
「でもね、これは私の我侭だから――重たい時は教えてね」
2人で育てていくものだから。2人で叶えていくものだから。
ちょっとぐらいは、我慢しないとね。
「私の想いが、私の気持ちが、アリサちゃんを苦しめているのは嫌だから」
きっと、滅茶苦茶なお願いをしている。
全力のはずなのに、手加減をする。
2人で育てるはずなのに、私は我慢出来ない。
傍にいられるだけでよかったはずなのに……愛して欲しいと望んでしまう。
こんな私、駄目かなぁ?
「ふん、随分と勝手なお願いね」
「我侭ばかり言って、ごめんね」
◇
「……良いわよ別に」
そろそろくるかなって思っていたし、アタシだって慣れてきた。
すずかの愛し方は熱烈で、時々逃げたくなる。
けど、それはアタシを愛してくれているから。
アタシに幸せになって欲しいと思っているから。
その想いは痛い程、伝わっている。心に響いている。
「前にも言ったけど、すずかの全力を受止められない程、アタシは弱くないわ」
お姫様と王子様。綺麗な恋は、終わりを告げてしまうのかもしれない。
綺麗で優しくて、傷つかない恋。おとぎ話の恋。
「ありがとう、アリサちゃん」
そんな恋に変化が訪れる。
それは、アタシやすずかが成長するのと同じもの。
守られているだけではなく、自ら動き出すもの。
「でも、やられっぱなしは気に食わないわね」
だから、アタシは歓迎する。
ソレは、アタシ達の恋愛が次のステップへと、1歩進んだことを意味するから。
すずかと臨む、そんな未来が近づいていることを意味するから。
「よし、決めたわ」
どんな場所でも、すずかといられれば幸せ。
その考えを守る為にも。
どんな時でも、すずかと一緒にいたい。
そう願い続ける為にも。
「すずかがアタシを愛してくれる以上に、アタシはすずかを愛するわ」
アタシが動かなければいけない。アタシから動かないなら、意味がない。
愛されるだけのお姫様で終わるつもりなんて、ないから。
王子様を振り回し、我侭いっぱいに飛び回る。
王子様を愛し、支え続ける。
時には剣を持って、王子様を助けにだって行っちゃう。そんなお姫様になる。
「え……?」
「別に良いでしょ?」
何驚いた顔しているのよ。
すずかが頑張るから、アタシも頑張るだけなのに。
すずかと一緒に走りたいだけなのに――
「私は大歓迎だけど、良いの?」
そんなこと、聞くまでもないでしょ。
まぁ、確認したいって気持ち。分からなくはないけど。
「ふん、節度は守るわよ。けど、ここまで言われて黙ってるなんて出来ないわ」
節度は守る。周りの誰かを不愉快にしないようにだけは、気をつける。
ところ構わず抱きついたり、キスしたりってのはナシ。
「けど、2人きりになった時は覚悟しなさい。すずかが泣いて逃げ出す程、愛してあげるわ」
我慢している分だけ、甘えるわよ。愛して、愛して、愛しつくすわ。
アタシの本気。しっかりと感じ取りなさい。
「ふふ……それは素敵だね」
笑っていられるのも、今の内なんだから。
その身体にも心にも、アタシを刻み付けてあげるわ。
「負けないわよ」
今日、この時をもってアタシは変わる。
おしとやかなお姫様だったとは言えないけれど、今日からはもっと積極的になる。
すずかを求め、愛することに貪欲になる。
恋愛という落下点を目指し、2人で堕ちていくわ。
――ずっと、離さないからね
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