ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。
※ 百合思考です。
最近は、なのは以外も書き始めました。
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らさ
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1986/07/28
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ご報告頂けたら相互させて頂きます。
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yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
◇を@に変えて下さい
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当ブログ内のSSは無断転載禁止です。
恥ずかしいので止めて ^^;
お久しぶりの更新です
スランプ?脱出?なSSです
うん、正直スマンかった
今は反省している
カッとなってやったんだ
【アリすず】 まどろみの中に
お時間ありましたら、どうぞ
スランプ?脱出?なSSです
うん、正直スマンかった
今は反省している
カッとなってやったんだ
【アリすず】 まどろみの中に
お時間ありましたら、どうぞ
静かね……。
すずかとおしゃべりしていた時間を飲み込んで。
すずかと笑った時間も飲み込んで。
アタシの目の前には闇が停滞していた。
勿論、一緒に寝ていたすずかは目の前にいるし、手を伸ばせば触れることも出来る。
時間は朝5時。目を覚ますにはまだ早い時間。
薄暗い部屋の中、アタシは1人起きていた。
のんびりと流れる時を、カチコチとなる時計の音を、正そう静けさを受け止めながら、ボーっとしている。
何か用事があるわけでもないし、別に焦る必要もない。
もう1度寝たところで問題はなかったんだけど……まぁ、別にいいでしょ?
「すずかの寝顔なんて、滅多に見られないんだから」
アタシの目の前にはすずかがいる。
無防備に安心しきった顔で眠っている。
毎日のように顔を合わせて、おしゃべりして、キスをして――飽きることも、廃れることもないこの関係。
いつまで続くかはアタシ達次第で、いつ終わるかもアタシ達次第。
あいまいで、だけど切れることのない絆。
運命の赤い糸なんて信じるつもりはないけれど、すずかと繋がっているなら、認めてあげても良い。
「なーんてね、そんなモノどうでも良いわね」
アタシがいて、すずかがいる。
ただソレだけで、ソレ以上でもない日常。
手を伸ばせば触れることが出来る。
腕を回して抱きしめるコトだって出来る。
ただソレだけのこと。
「多分、コレが幸せなのよね」
マシュマロみたいなすずかのほっぺたに手を這わせれば、子犬みたいに擦り寄ってくる。
寝ている彼女には意思はなく、何も考えていない。
それでも、アタシの手を受け入れてくれたことに感動してしまいそうだ。
「日常になることが幸せなのかしら?」
特別だったことが日常になる。
日常に溶け、生活に埋もれていく。
当たり前のことに努力はしないし、頑張ろうとは思わない。
だけど、それで良いのかしら?
「アタシはすずかが好き。すずかはアタシを愛してくれる」
昔夢見たことが当たり前になった。
でも、アタシは忘れられない。
すずかと出会った時のことを――
すずかの告白を――
すずかとのデートを――
すずかとキスしたことを――
アタシは絶対に忘れない。
日常に埋もれても、忘れない。
当たり前になったとしても、忘れない。
「……すずかの可愛さにやられている内は、心配すらいらないわね」
チープだとは思うわ。在り来たりだと分かっているわ。
でも、やっぱり、仕方ないじゃない。
「毎日、すずかに恋をしている」
今、目の前で眠っているすずかに恋をする。
目を覚ましたすずかに恋をする。
おはようと、挨拶をしてくれたすずかに恋をする。
すずかは1人しかいないのに、アタシは何度も恋をする。
「どーしようもないわ」
恥ずかしいけど、それでも構わない。
アタシは頑固だからコレぐらいで良い。
恥ずかしくても、気にしちゃダメ。
すずかは頑固だからコレぐらいで良い。
「いつでも一生懸命で、いつでも傍にいてくれる……」
世界でアタシだけの王子様。
世界でアナタだけのお姫様。
御伽噺は終わらない。アタシ達が作れば良いんだから。
ずっと、ずっと未来まで続かせれば良いのよ。
1人でムリなら、諦める。
だって、アタシにはすずかがいるんだもの。1人で我慢する必要なんてないわ。
2人一緒に、力を合わせれば良いのよ。
アタシが支えるから、笑っていて……。
アタシは笑うから、支えて頂戴……。
「大好きよ、すずか」
眠っているなら伝えられる。
今だけの素直な気持ち。目を見ながら伝えられない気持ち。
――もうすぐ夜が明ける
すずかとおしゃべりしていた時間を飲み込んで。
すずかと笑った時間も飲み込んで。
アタシの目の前には闇が停滞していた。
勿論、一緒に寝ていたすずかは目の前にいるし、手を伸ばせば触れることも出来る。
時間は朝5時。目を覚ますにはまだ早い時間。
薄暗い部屋の中、アタシは1人起きていた。
のんびりと流れる時を、カチコチとなる時計の音を、正そう静けさを受け止めながら、ボーっとしている。
何か用事があるわけでもないし、別に焦る必要もない。
もう1度寝たところで問題はなかったんだけど……まぁ、別にいいでしょ?
「すずかの寝顔なんて、滅多に見られないんだから」
アタシの目の前にはすずかがいる。
無防備に安心しきった顔で眠っている。
毎日のように顔を合わせて、おしゃべりして、キスをして――飽きることも、廃れることもないこの関係。
いつまで続くかはアタシ達次第で、いつ終わるかもアタシ達次第。
あいまいで、だけど切れることのない絆。
運命の赤い糸なんて信じるつもりはないけれど、すずかと繋がっているなら、認めてあげても良い。
「なーんてね、そんなモノどうでも良いわね」
アタシがいて、すずかがいる。
ただソレだけで、ソレ以上でもない日常。
手を伸ばせば触れることが出来る。
腕を回して抱きしめるコトだって出来る。
ただソレだけのこと。
「多分、コレが幸せなのよね」
マシュマロみたいなすずかのほっぺたに手を這わせれば、子犬みたいに擦り寄ってくる。
寝ている彼女には意思はなく、何も考えていない。
それでも、アタシの手を受け入れてくれたことに感動してしまいそうだ。
「日常になることが幸せなのかしら?」
特別だったことが日常になる。
日常に溶け、生活に埋もれていく。
当たり前のことに努力はしないし、頑張ろうとは思わない。
だけど、それで良いのかしら?
「アタシはすずかが好き。すずかはアタシを愛してくれる」
昔夢見たことが当たり前になった。
でも、アタシは忘れられない。
すずかと出会った時のことを――
すずかの告白を――
すずかとのデートを――
すずかとキスしたことを――
アタシは絶対に忘れない。
日常に埋もれても、忘れない。
当たり前になったとしても、忘れない。
「……すずかの可愛さにやられている内は、心配すらいらないわね」
チープだとは思うわ。在り来たりだと分かっているわ。
でも、やっぱり、仕方ないじゃない。
「毎日、すずかに恋をしている」
今、目の前で眠っているすずかに恋をする。
目を覚ましたすずかに恋をする。
おはようと、挨拶をしてくれたすずかに恋をする。
すずかは1人しかいないのに、アタシは何度も恋をする。
「どーしようもないわ」
恥ずかしいけど、それでも構わない。
アタシは頑固だからコレぐらいで良い。
恥ずかしくても、気にしちゃダメ。
すずかは頑固だからコレぐらいで良い。
「いつでも一生懸命で、いつでも傍にいてくれる……」
世界でアタシだけの王子様。
世界でアナタだけのお姫様。
御伽噺は終わらない。アタシ達が作れば良いんだから。
ずっと、ずっと未来まで続かせれば良いのよ。
1人でムリなら、諦める。
だって、アタシにはすずかがいるんだもの。1人で我慢する必要なんてないわ。
2人一緒に、力を合わせれば良いのよ。
アタシが支えるから、笑っていて……。
アタシは笑うから、支えて頂戴……。
「大好きよ、すずか」
眠っているなら伝えられる。
今だけの素直な気持ち。目を見ながら伝えられない気持ち。
――もうすぐ夜が明ける
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