誓いを君に

久しぶりの更新です　＾＾；
もし待っていてくれた方がいるならごめんなさい。本当に短いです。

本当のところバレンタイまでＵＰなしの予定だったのですが・・・諸事情ありましてＵＰにいたりました。

ではでは、なのフェイ短編ＳＳ　第１０話?「誓いを君に」

以前エイミィに教わった事がある。人は自分の気持ちを心にとどめ続けるには無理があるって、気持ちを抑え続けるには限界があるのだと･･･。言葉・行動・文字何でもいい、何かの形にしておかないと限界が来るのだと･･･。

午前３時　鳴海市―――ハラオウン家
世の中の大半が夢の中にいる静寂の支配する時間。
いつもであれば私、フェイト・テスタロッサも眠っている時間だ。
しかし、やる事がある今は寝ているわけにはいかない。
今、私には心に決めている恋人がいる。恋人･･･高町なのはは、いつも笑顔を絶やす事のない心の強い女の子。女の子同士なのに好きになってしまった私を受け入れてくれた大切な人。私が命を懸けても守らなくてはいけない存在。
最近、彼女への想いが溢れそうになり自身を制御できなくなりそうな私は、ノートに書き留めることにした。

◇

なのはへ
私を助けてくれてありがとう。なのはが居なかったら今の楽しみは無かった。
私を友達にしてくれてありがとう。なのはが手を取ってくれたからなれました。
私を呼んでくれてありがとう。暗く閉ざした心にも声は届くんだって信じられます。
私を受け入れてくれてありがとう。自分の感情が普通とは違うのは気づいていたけど、今は後悔なんてしていません。

なのは、貴女は私の大切な人です。姿を見れば元気を貰い、名前を呼べば幸せになれます。いつもいつまでも、貴女の隣で一緒の物を見ていたいと願います。
幸せになる為の努力、幸せで居る為の努力。どっちも続けて実らせて見せるよ。必ず実現させる。
その為にもう少し、少しだけでも恥ずかしがるのを止めてみます。そうすればもっとなのはを分かる気がするから、なのはを幸せに出来ると感じるから･･･。

だから、ここに誓う。
私、フェイト・テスタロッサは生涯を通し貴女を守り続ける、何があっても傍にいると。
闇の書の意思に飲み込まれた時、とっても心配してくれていたのを感じました。でも安心して下さい。私はもう消えません。なのはが嫌だって言っても離れてあげません。
でも、本当はこれがただの我侭だって知ってます。私がなのはの傍を離れたくないだけ･･･貴女の温もりを離したくないだけ･･･。

それでもいい、それでもいいから私は傍に居たいよ。絶対に離れたくないんだ。
なのはの全てが好きだから、全てを受け入れて見せる。なのはが間違えたら私が正して見せる。

未来の私へ
もし、自分を信じられなくなったらもう一度この文章を読んでください。
私が誓った夜を思い出してください。必ず道は開けます。

◇

すっきりした･･･。
流石はエイミィが進めてくれた方法だ。朴念仁として知られている私の義兄、クロノを想い続けてこれた秘策と言っていただけはある。
読み返すととても恥ずかしいけど、自分がどれだけなのはを想っているかが分かる。
これなら将来迷う事があっても大丈夫。私もなのはを想い続けることが出来る。
もう、空が明るくなってきた。少しでいいから睡眠を取っておこう。

なのはに、おはようって挨拶する為に―――






そんなこんなでフェイトちゃんでした。
はやて師匠今回の出来は如何でｓｈ･･･(殴
「私がカケラもでてないやんか・・・。評価もなんもないわ！」
げほげほ、そうですか・・・今回は評価なしでした(ｼｸｼｸ
「まぁ、フェイトちゃん幸せそうやし、ＯＫとしといたるけど・・・いつのまに私パーソナリティ的存在にされたんや？」
いやぁ、突っ込みとボケをこなせる人材が師匠以外にいませんで、ハイ。
「ふ～ん、請求はまわすから覚えといてな♪」
そ、そんな殺生な・・・
「ところで諸事情ってなんや？」
それはバレンタインＳＳをお読みいただければわかるかと・・・
「つまり後１０日ほど待てと？」
そうなりますが・・・私の事情を知りたいかたはいらっしゃらないハズなのでｗ
「なら、１０日後までに復活するように撃てばＯＫやなｗ」
ちょ、師匠会話に「ｗ」入れないで下さいよ。貴方は一応ＳＳから主張して頂いてる形なんですから。
「ふん、作者がお粗末なだけや」
ごもっともで・・・って何で剣十字だしてるんですか？

「彼方より来たれ、やどりぎの枝。銀月の槍となりて、撃ち貫け。石化の槍・・・ミストルティン！」
えぇ！ちょ、毎回やられる身にもｎ・・・
「ふぅ、調整したし２日ぐらいで戻れるやろ・・・では、みんなまた合う日を楽しみにしとるで～」