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ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。 ※ 百合思考です。 最近は、なのは以外も書き始めました。
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
プロフィール
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らさ
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
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間に合うかな?間に合わないかな?
何とかなのは×フェイト短編SS第3弾UPです





世間一般的には祝日でもない無い日曜日は特に意味を持たない。
この前までの私だったらそっち側、でも今は違う。
恋人のいる者にとっては1日中いちゃいちゃできる最高の日だ。

私、高町なのはも例にもれず今日はフェイトちゃんとデートの日です。
今日は記念すべき初デート、アリサちゃん達には悪いけど恋する乙女としてはやっぱり恋人と過ごすことにしましました。



あの日、本局から戻った私はすぐにフェイトちゃんに連絡を取ろうとした。用件はもちろん告白をするため。
でも、携帯を手に持ったとき丁度着信が入った。ちょっとドキドキしながら出てみると今すぐに臨海公園まで来て欲しいとのこと。
私にも大事な用があったので走って向かうことにした。
どんな風に告白するかなんて全然考えてない。でも恐怖は無かった。私はただこの胸の内を話すだけでいい。
・・・ふられたら悲しいけどきっと笑えるだろう。

「フェイトちゃ~ん」
いけない、姿を見つけた途端、嬉しさのあまり叫んでしまった。
「なのはっ」
あぁ、フェイトちゃんが私の名前を呼んでくれてる。嬉しいなぁ。急いでそばに駆けて行く。
緊張した面持ちで立つフェイトちゃん、溢れる思いを言葉に出来ない私。ちょっとした静寂が訪れた。
よ、よし・・・
「フェイトちゃんっ・・・」
「なのは、私っ・・・・」
・・・にゃはは、かぶちゃった。
「な、なのはが先にどうぞ」
「フェイトちゃんが先にどうぞ」
あら、またかぶっちゃったよ。でも、このまま黙ってても伝わらない、私から始めなきゃ。
「私から先に言わせて貰うね、フェイトちゃん」
「ど、どうぞ・・・」
辛い思いを一杯我慢してきたんだ。このぐらいの我侭は許して欲しい。
「私、高町なのははフェイトちゃんの事が大好きです!付き合ってください!」
また叫んじゃった。でも言えた・・・やっと言えたよ。まっすぐに目を見つめて、下も向かずに言えたよ。
フェイトちゃんがどう答えてくれるかは分からないけど最後まで顔を見つめる。
「なのは・・・ありがとう」
そういって微笑むフェイトちゃん。え~と、どういう意味なのかな・・・。
「先に言われちゃったね・・・・」
もしかしてフェイトちゃんも・・・。
「私、フェイト・テスタロッサは高町なのはが大好きです。付き合わせて下さい」
「フェイトちゃん」
嬉しかった、この胸の思いを受け止めてくれた。
もう、我慢しなくてもいいよね?私がんばったもん、だから今はいいよね。
「フェイトちゃん・・・ぐすん。フェイトちゃん・・・」
暖かい、フェイトちゃんは暖かい。抱きしめている彼女はとても暖かかった。
「なのはっ・・・なのはぁ」
フェイトちゃんも私に抱きついて震えている。大丈夫、私はここにいるよ。大好きなあなたのそばに。

それから暫くの間、二人で抱き合って泣いていた。歓喜の涙だった―――



思い出したら胸がじ~んと暖かくなった。
フェイトちゃん、今日も一緒にいようね。絶対離してあげないから。
「なのは、ちょっとなのはってば・・・」
「え?何?お母さん」
幸せに浸っていた私を引き戻したのはあわてたお母さんの声だった。もう、せっかく良いところだったのに・・・。
「お弁当どれだけ作るつもりなの?」
え?お弁当・・・そういえばサンドウィッチを作ってるんだった。フェイトちゃん喜んでくれるかなぁ。
「え~と、私とフェイトちゃんの2人分だよ」
はぁ、とため息をつくお母さん。私なにか悪いことしちゃったのかな・・・。
「なのは、そら全部2人で食べるつもりなの?お腹壊すわよ」
そう話すお母さんの先にはサンドウィッチの山があった。
にゃはは・・・作りすぎちゃった。



あの後サンドウィッチのお父さんやお兄ちゃんの朝食にして私は待ち合わせ場所へ急いだ。
今日のデートは海鳴臨海公園、待ち合わせ場所は入り口のベンチだ。告白した場所で初デート・・・何だかロマンチックだ。
時間は午前9時、待ち合わせまでは後1時間もあるけど気持ちを落ち着けないとね。

待ち人―――フェイトちゃんは既にいた。
「にゃはは・・・お、お待たせフェイトちゃん」
「い、今来たところだから気にしないで・・・あはは」
何でフェイトちゃんもういるの・・・びっくりしちゃった。まだ30分以上あるのに。
「なのはとのデートが楽しみでちょっと早く着すぎちゃったんだ」
そう言って微笑むファイトちゃんが可愛らしくて私は抱きしめてしまった。
「もぅ、フェイトちゃん。最近少し肌寒くなったし、風邪でもひいたら大変でしょ?」
「ご、ごめんね。でも、なのはとのデート楽しみで早く来ちゃったの・・・。」
ふぅ、しょうがないなフェイトちゃんは。でも、可愛いから許しちゃう。
「行こっか」
「うん、なのは」
手をつないで歩き出す私達。

何があってもこの手は離さないから









何とか書けましたwでも、これで完全にストックゼロw
第4弾には時間かかりそうです ^^;





以下コメントへのレス
なのはなさん>
個人的にはやりたいCPがあるので他のフラグを折れるよう頑張る所存です。
うふふ、シグナム姉さん楽しみにしててくれw(オイ

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はやての相手は烈火の将!?
 うんうん、フェイトさんは鈍感そうなので、ストレートに「付き合って下さい」と言わないと伝わらなさそう。この告白の仕方がベストな感じですね。
 それにしても、なのはさん浮かれまくってますね。スキップしながらSLBでもぶっ放しそうな勢いですが(笑)これからずっとなのはさんのターンですか?
[ 2008/01/08 21:15 なのはな 修正 ]
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