ここは「魔法少女リリカルなのは」の2次SSをメインとしています。
※ 百合思考です。
最近は、なのは以外も書き始めました。
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らさ
年齢:
38
性別:
男性
誕生日:
1986/07/28
趣味:
SS書き・ステカつくり
自己紹介:
コメントを頂けると泣いて喜びます。
リンクフリーです。
ご報告頂けたら相互させて頂きます。
メールアドレス
yakisoba_pan◇hotmail.co.jp
◇を@に変えて下さい
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当ブログ内のSSは無断転載禁止です。
恥ずかしいので止めて ^^;
先週はリリマジでしたね☆
お疲れ様でした
おかげ様で、当サークルも多数の本をお買い上げ頂きました
これで、なのパあたりの本代ができましたw
さて、今週は【すずアリ】で更新です
変わらぬ愛情(センチニコウ)です
お暇でしたらどうぞ~
お疲れ様でした
おかげ様で、当サークルも多数の本をお買い上げ頂きました
これで、なのパあたりの本代ができましたw
さて、今週は【すずアリ】で更新です
変わらぬ愛情(センチニコウ)です
お暇でしたらどうぞ~
「あれから、もう10年も経つんだね」
いつも一緒にいて、時には喧嘩した。
いつも隣にいて、時には涙した。
「なによ? 今更、後悔でもしてるの?」
「そんなことないよ」
貴女といられて良かった。
私は心の底から笑えるよ。貴女の傍なら笑えるよ。
貴女と一緒で良かった。
貴女の笑顔を見れたよ。貴女の傍で見せてもらえたよ。
「ねぇ、アリサちゃん。今、幸せ?」
私は幸せ。アリサちゃんと一緒にいられて幸せ。
「……幸せに決まってるでしょ? 変なこと聞かないでよ」
コツンと、そのまま私の肩で寝始めるアリサちゃん。
昔程慌てたり、燃え上がったりすることはないけれど、胸の奥にじんわりとした温かさが広がっている。
大好きだよ? 愛しているよ?
口に出さなくても伝わる想い。
口に出さなくても、伝わってしまう想い。
ねぇ、アリサちゃん。私達は正解だったのかなぁ?
穏やかな寝息を立てている彼女。その綺麗な髪を撫でながら、1人考える。
今、私が感じている幸せは、アリサちゃんといられるからこそ手に入ったもの。
2人で頑張って、2人で笑って、2人で泣いた結果。
私にとって他の答えはなかったと思える。アリサちゃん以外の人なら、こんなに幸せを感じることもなかったって……想い焦がれて、苦しむこともなかったって……。
でも、アリサちゃんには他の道があったんだよね?
バニングス家の一人娘として、許婚がいてもおかしくはない。
たった1人、その娘が普通ではない恋愛をしてしまった。当然、デビットさんは反対したはずなのに――
そこで良家のお嬢様として判断することも、求められたはず。私と別れて、家を継ぐ道を。
女の子として判断することも、いっぱいあったはずなんだ。普通の恋愛をして、子供を儲ける道を。
それなのに、アリサちゃんは私と一緒にいる道を、月村すずかと一緒にいる道を選んでくれた。
普通の恋愛を捨ててでも、私と一緒に居たいって、そう言ってくれたんだ。
ねぇ、アリサちゃん。私と一緒にいて、後悔していない?
ねぇ、アリサちゃん。私は貴女の傍にいる、伴侶として相応しい女になれたかな?
お化粧だって頑張ったよ。人間としても、女としても磨きをかけた。
優しくなれるように頑張ったよ。貴女に大好きだって言って貰える様に、変身した。
でも、そんな当然だよね?
どうしてかな?
アリサちゃんの傍にいると幸せなのに、不安になっちゃう。
自分自身の足りないところを、探してしまう。
贅沢だよね?
アリサちゃんの傍にいられるのに、考えてしまう。
もっと幸せになる方法があったはずだって……。
はぁ、私はだめだね。いつまでも、不安を消せないよ。
はぁ、私はだめだね。いつだって、不安に潰されそうになる。
ねぇ、アリサちゃん。今、幸せ?
◇
「また、無駄なことで悩んでるでしょ」
「えっ? あ……おはよう、アリサちゃん」
いつの間に起きてたのかな?
私の眠り姫。もう起きちゃったんだね。まだ、口付けしてないよ?
「誤魔化さないの」
あぅ……やっぱり、バレちゃったのかな?
「ごめんね? で、でも、もう悩んでないから」
アリサちゃんには相談出来ない。
アリサちゃんだからこそ、相談出来ない。
これは、貴女の隣に立つ為に、私が1人で解決しなきゃいけないから。
「はぁ、別に言いたくないなら、聞き出そうとはしないわよ?」
「うん、ありがとう」
適度な優しさ。拘束なんてしないで、包んでくれる優しさ。
大好きだよ、アリサちゃん。
「……勘違いしないでよ? 聞かなくても、何に悩んでいるのか、大体予想がつくからなんだからね」
あはは、バレちゃってるのかな?
「すずかがそんな顔をしている時の悩みでしょ? まったく、くだらないことで悩んでるものね」
「く、くだらなくなんか、ないんだけどな」
これでも真剣に悩んでいるんだよ?
アリサちゃんとの将来を考えているからこそ、悩んでいるのになぁ。
「はぁ、口にしないと分からないのかしら? そんなの悩む価値もないわよ?」
はっきりと言い切るアリサちゃん。
言葉はキツイし、そのせいで過去に誤解されてこともあるのに、やっぱり格好良いよ。
「それじゃダメか。すずかのコト、分かってるつもりなのに……アタシもダメね」
あれ? いつもなら、ここで私が怒られて終わりなのに。
今日は違うのかな?
「まったく、すずかが悪いのよ?」
「えーと、よく分からないんだけど?」
アリサちゃんは何が言いたいんだろう?
私は何を理解すれば良いんだろう?
「どんなに説明しても、どんなに愛しても、いつまでも変わらないわね」
えーと、なんで迫られているのかな?
どうして、そんなに赤くなってるのかな?
「ムカつくわね。アタシはこんなにも恥ずかしいのに……どーして、そんなに平気な顔してるのよ!」
結局、怒られるんだね。
う~ん、アリサちゃんがどうしたいのか、分かんないよ。
「ふ、ふん。良いわよ、やってやろーじゃないの!」
なんでそこで気合入れてるの?
私、何されちゃうの?
「ふっふふ……覚悟しなさい、すずか。口で言っても分からないみたいだから、身体に直接教えてあげるわ。アタシがどれだけすずかを愛していて、溺れているかを、その身で感じなさい」
「えーと、その……よろしくお願いします?」
どう答えていいのか分からないよ。
あれ? お願いしちゃって良かったのかな?
アリサちゃんの手で、1枚ずつ脱がされていく衣服。
それと共に、私の心の殻だって脱がされていく。
身体が繋がり、心までも繋がる。
悩まなくて良い。考えなくても良い。
ただ感じて。ただ素直になれば。
それだけで幸せになれる。
――好きになってくれて、ありがとう
いつも一緒にいて、時には喧嘩した。
いつも隣にいて、時には涙した。
「なによ? 今更、後悔でもしてるの?」
「そんなことないよ」
貴女といられて良かった。
私は心の底から笑えるよ。貴女の傍なら笑えるよ。
貴女と一緒で良かった。
貴女の笑顔を見れたよ。貴女の傍で見せてもらえたよ。
「ねぇ、アリサちゃん。今、幸せ?」
私は幸せ。アリサちゃんと一緒にいられて幸せ。
「……幸せに決まってるでしょ? 変なこと聞かないでよ」
コツンと、そのまま私の肩で寝始めるアリサちゃん。
昔程慌てたり、燃え上がったりすることはないけれど、胸の奥にじんわりとした温かさが広がっている。
大好きだよ? 愛しているよ?
口に出さなくても伝わる想い。
口に出さなくても、伝わってしまう想い。
ねぇ、アリサちゃん。私達は正解だったのかなぁ?
穏やかな寝息を立てている彼女。その綺麗な髪を撫でながら、1人考える。
今、私が感じている幸せは、アリサちゃんといられるからこそ手に入ったもの。
2人で頑張って、2人で笑って、2人で泣いた結果。
私にとって他の答えはなかったと思える。アリサちゃん以外の人なら、こんなに幸せを感じることもなかったって……想い焦がれて、苦しむこともなかったって……。
でも、アリサちゃんには他の道があったんだよね?
バニングス家の一人娘として、許婚がいてもおかしくはない。
たった1人、その娘が普通ではない恋愛をしてしまった。当然、デビットさんは反対したはずなのに――
そこで良家のお嬢様として判断することも、求められたはず。私と別れて、家を継ぐ道を。
女の子として判断することも、いっぱいあったはずなんだ。普通の恋愛をして、子供を儲ける道を。
それなのに、アリサちゃんは私と一緒にいる道を、月村すずかと一緒にいる道を選んでくれた。
普通の恋愛を捨ててでも、私と一緒に居たいって、そう言ってくれたんだ。
ねぇ、アリサちゃん。私と一緒にいて、後悔していない?
ねぇ、アリサちゃん。私は貴女の傍にいる、伴侶として相応しい女になれたかな?
お化粧だって頑張ったよ。人間としても、女としても磨きをかけた。
優しくなれるように頑張ったよ。貴女に大好きだって言って貰える様に、変身した。
でも、そんな当然だよね?
どうしてかな?
アリサちゃんの傍にいると幸せなのに、不安になっちゃう。
自分自身の足りないところを、探してしまう。
贅沢だよね?
アリサちゃんの傍にいられるのに、考えてしまう。
もっと幸せになる方法があったはずだって……。
はぁ、私はだめだね。いつまでも、不安を消せないよ。
はぁ、私はだめだね。いつだって、不安に潰されそうになる。
ねぇ、アリサちゃん。今、幸せ?
◇
「また、無駄なことで悩んでるでしょ」
「えっ? あ……おはよう、アリサちゃん」
いつの間に起きてたのかな?
私の眠り姫。もう起きちゃったんだね。まだ、口付けしてないよ?
「誤魔化さないの」
あぅ……やっぱり、バレちゃったのかな?
「ごめんね? で、でも、もう悩んでないから」
アリサちゃんには相談出来ない。
アリサちゃんだからこそ、相談出来ない。
これは、貴女の隣に立つ為に、私が1人で解決しなきゃいけないから。
「はぁ、別に言いたくないなら、聞き出そうとはしないわよ?」
「うん、ありがとう」
適度な優しさ。拘束なんてしないで、包んでくれる優しさ。
大好きだよ、アリサちゃん。
「……勘違いしないでよ? 聞かなくても、何に悩んでいるのか、大体予想がつくからなんだからね」
あはは、バレちゃってるのかな?
「すずかがそんな顔をしている時の悩みでしょ? まったく、くだらないことで悩んでるものね」
「く、くだらなくなんか、ないんだけどな」
これでも真剣に悩んでいるんだよ?
アリサちゃんとの将来を考えているからこそ、悩んでいるのになぁ。
「はぁ、口にしないと分からないのかしら? そんなの悩む価値もないわよ?」
はっきりと言い切るアリサちゃん。
言葉はキツイし、そのせいで過去に誤解されてこともあるのに、やっぱり格好良いよ。
「それじゃダメか。すずかのコト、分かってるつもりなのに……アタシもダメね」
あれ? いつもなら、ここで私が怒られて終わりなのに。
今日は違うのかな?
「まったく、すずかが悪いのよ?」
「えーと、よく分からないんだけど?」
アリサちゃんは何が言いたいんだろう?
私は何を理解すれば良いんだろう?
「どんなに説明しても、どんなに愛しても、いつまでも変わらないわね」
えーと、なんで迫られているのかな?
どうして、そんなに赤くなってるのかな?
「ムカつくわね。アタシはこんなにも恥ずかしいのに……どーして、そんなに平気な顔してるのよ!」
結局、怒られるんだね。
う~ん、アリサちゃんがどうしたいのか、分かんないよ。
「ふ、ふん。良いわよ、やってやろーじゃないの!」
なんでそこで気合入れてるの?
私、何されちゃうの?
「ふっふふ……覚悟しなさい、すずか。口で言っても分からないみたいだから、身体に直接教えてあげるわ。アタシがどれだけすずかを愛していて、溺れているかを、その身で感じなさい」
「えーと、その……よろしくお願いします?」
どう答えていいのか分からないよ。
あれ? お願いしちゃって良かったのかな?
アリサちゃんの手で、1枚ずつ脱がされていく衣服。
それと共に、私の心の殻だって脱がされていく。
身体が繋がり、心までも繋がる。
悩まなくて良い。考えなくても良い。
ただ感じて。ただ素直になれば。
それだけで幸せになれる。
――好きになってくれて、ありがとう
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